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月曜日の夜放送された BBC East Midland’s Inside Out という番組で、
プレゼンタ―を務めているベテラン司会者の Ray Gosling氏が
何年も前にエイズの恋人を枕で窒息死させた“慈悲殺”を告白。

BBCが自殺幇助合法化問題で
偏向報道を続けているとの批判が過熱しそうだ。

「かつて私は、ある人を殺しました。
若い男性でした。
私の恋人だった人で、エイズでした。

ある熱い午後の病院で、医師にもはや手はないと告げられました。
彼はとても、とても苦しんでいました。

医師に『ちょっとだけ出てってください』というと立ち去ったので、
私は枕をとって彼が死ぬまで顔に押しつけました。

医師が戻ってきたので『亡くなりました』といいました。
それだけでした」

別の司会者から、なぜ何年も経った今、告白するのかと尋ねられて
愛する人が苦しんでいるのに、なかなか死ねないでいるという
自分と同じ状況にある人を沢山見てきたから、と。

また、後悔はないかと聞かれ
「まったくありません。私は正しいことをしたのです。
彼とはそういう約束をしていました。痛みがひどくなって
誰にもそれをどうすることもできない時が来たら、
私がそうしてあげる、と言っていたんです」

これまで真実を知っていたのは、
亡くなった男性の家族だけだったという。



いや、その病院の医師も
真実を知っていたんだと思うけど、
たまたま「慈悲殺」容認の立場の医師だったのでしょうね。

何年も前に、英国の病院には
患者の近親者による「慈悲殺」を黙認する医師がいた……。

Gosling氏の「告白」は
そこをこそ、見落としてはならないのでは?

だって、それが「大したことじゃない」と受け止められる社会って、
ものすごく怖い社会なのでは?



【17日追記】警察が捜査を開始する、と。


2010.02.16 / Top↑
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