来年から製薬会社2社が医師への支払い内容について一部公開すると決めたことを受けて
NY Times が社説を書いています。
NY Times が社説を書いています。
医師の処方が純粋に医学上の理由によるもので
製薬会社との利益関係に影響されたものではないことを
患者が知る必要があるので、
それを考えれば一歩前進ではあるものの、
製薬会社との利益関係に影響されたものではないことを
患者が知る必要があるので、
それを考えれば一歩前進ではあるものの、
製薬会社の自発的な判断での断片的な公開では不十分として、
上院に提出されている the Physician Payments Sunshine Act の成立によって
株式や利益分配、その他便宜供与まで広範に公開を義務付けることが必要、としています。
上院に提出されている the Physician Payments Sunshine Act の成立によって
株式や利益分配、その他便宜供与まで広範に公開を義務付けることが必要、としています。
法案にはEli Lilly、Merckその他の製薬会社も賛同しているとのこと。
社説のむすびは
「患者には自分以外に医師に金を払っているのは誰か、それはなぜかを知る権利がある」。
「患者には自分以外に医師に金を払っているのは誰か、それはなぜかを知る権利がある」。
最近の製薬会社がらみのニュースを読めば確かに不信感が募るから
そういう情報を知らせてもらうことは患者の権利なのだろうとは思う。
そういう情報を知らせてもらうことは患者の権利なのだろうとは思う。
だけど、患者が医者へ行って薬を出してもらうたびに
「薬屋からゼニもらってるから出しているんじゃないだろうな」と
公開情報を探ってみなければならないというのも、なんだか悲しい。
「薬屋からゼニもらってるから出しているんじゃないだろうな」と
公開情報を探ってみなければならないというのも、なんだか悲しい。
患者としては、もっと素朴に医師の良心というものを信頼していたいのだけど。
2008.09.30 / Top↑
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