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7月1日のエントリー「UW周辺の動きと米政府のNBICレポート」その他で触れたものですが、

米国科学財団と商務省が2002年にまとめた
「人類の能力強化に向けたテクノロジーの統合」という400ページ近いレポートがあります。

2001年12月3,4日の両日、
米国科学財団と商務省とがワークショップを行い、産官学の専門家を集めて、
ナノ、バイオ、インフォ、コグノの4領域(NBIC)のテクノロジーを統合して、
人類のパフォーマンスを向上させる未来を模索しました。

その成果をまとめて翌年6月に発表されたのが、この大部のレポートです。

CONVERGING TECHNOLOGIES FOR IMPROVING HUMAN PERFORMANCE
The National Science Foundation
The Department of Commerce
June 2002

レポートそのものは、もうかなり古いものとなって
それぞれの分野の研究も既にもっと進んでいるものと思われますが、
米国政府が2001年の段階で既にトランスヒューマニストらと同じ夢を見ていたことを物語る
貴重な資料だと私は考えているので
全部を読み通すことは無理にしても、
興味のある部分のつまみ食いくらいはしてみたいと
ずっと考えていました。

上記エントリーで夏休みに入ったら読むという目標を立ててしまったので、
少しずつ読んでいこうかと「NBICレポート」という書庫を作ってみました。


2008.09.12 / Top↑
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