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Brown首相が就任時にNHS改革担当として保健省副大臣に起用した
現役外科医のAra Darzi卿がとりまとめた
今後10年間のNHS改革案が6月30日に発表されました。

High quality care for all: NHS Next Stage Review final report

こちらからサマリー、全文ともダウンロードできます。
全文は84ページ。

事実上の統廃合による病院機能の集約化と成果主義導入……。
患者の満足度と治療のアウトカムによって病院にボーナスと罰金だとか。

現場が首を絞められるというのは、「改革」に付き物の「痛み」なのかしらん。

       ―――――

同時に初のNHS憲章の草案も発表されており、
NHSは10月までパブリックオピニオンを募集。

NHSの当該サイトはこちら


【追記 7月7日】

The Lancet 最近刊に
Darzi卿が発表した今後10年間のNHS改革案についてのコメントがありました。

「急速に変貌する今の世界における医師のprefessionalism」という視点から書かれたもののように思われ、
referrenceに面白そうで読んでみたい文献もあるのですが、
たぶん本文もこちらも読めないと思うので、一応のメモ。

The Darzi vision: quality, engagement, and professionalism
Richard Horton
The Lancet 2008, 372; 3-4
2008.07.04 / Top↑
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