闇で自殺幇助がここまで広がっているなんて、知らなかった。
これが犯罪にならないのは、なぜ──?
これが犯罪にならないのは、なぜ──?
NZで初めての商業安楽死ケースが警察に持ち込まれたというニュースなのですが、
自殺幇助を依頼したのは処方薬への中毒で麻痺とうつ症状があった女性で、
末期の病気があったわけではありません。
自殺幇助を依頼したのは処方薬への中毒で麻痺とうつ症状があった女性で、
末期の病気があったわけではありません。
自殺幇助を請け負ったのは、あるアメリカ人女性で、
12000ドルの報酬でAucklandへ飛び女性の自殺を幇助したとのこと。
12000ドルの報酬でAucklandへ飛び女性の自殺を幇助したとのこと。
「外国の番組」で「ビジネスだから値段さえ折り合えば誰でも死なせてあげる」と
言ったとされるこの女性は、
米国で闇で安楽死を請け負っているとして有名なGeorge Exoo牧師の助手。
言ったとされるこの女性は、
米国で闇で安楽死を請け負っているとして有名なGeorge Exoo牧師の助手。
彼女はNZの安楽死アドボケイトのLesley Martinにもメールを送ったとのことですが、
Martinはメールの内容に激怒しており、
「この事件の依頼者女性が必要としていたのは
死ぬ手助けではなく生きる手助けだった。
いわゆる闇の安楽死など、この国には不要だ」と。
Martinはメールの内容に激怒しており、
「この事件の依頼者女性が必要としていたのは
死ぬ手助けではなく生きる手助けだった。
いわゆる闇の安楽死など、この国には不要だ」と。
この記事で取り上げられている「外国の番組」とはthe Guadianのことのようで、
検索してみたら、
過去6年間に渡ってGeorge Exoo師とこの助手の女性Susan(仮名)を取材してきた
Jon Ronson記者が5月12日に長い記事を書いていました。
検索してみたら、
過去6年間に渡ってGeorge Exoo師とこの助手の女性Susan(仮名)を取材してきた
Jon Ronson記者が5月12日に長い記事を書いていました。
この記事については次回にまとめてみます。
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ちなみにNZのLesley Martinは
1999年に末期がんの母親に致死量のモルヒネを投与して安楽死させ、
有罪判決を受けて服役した後に、その体験を本に書いて
自ら選ぶ安楽死の合法化を提唱している女性。
1999年に末期がんの母親に致死量のモルヒネを投与して安楽死させ、
有罪判決を受けて服役した後に、その体験を本に書いて
自ら選ぶ安楽死の合法化を提唱している女性。
彼女が積極的安楽死の合法化に向けてグループを立ち上げた経緯や
安楽死を巡る思いを判決の1週間前に発表した文章がこちら。
安楽死を巡る思いを判決の1週間前に発表した文章がこちら。
2008.05.29 / Top↑
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