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MicrosoftとGoogleが個人の健康情報管理ソフトの完成に向けて
熾烈な戦いを繰り広げているとのこと。

両社のソフトが共通して目的としている機能としては

・自分の健康・医療情報をオンラインで記録・保存し、
・医師や医療機関、医療情報の検索ができ、
・病院の予約
・服薬管理
・オンラインでのコミュニケーション、
・医療関係者との情報共有

もちろんネットバンキングと同じ程度には個人情報は安全に守られ、
おまけに両者とも無料のサービスとする、と。

しかし、検索欄の有料広告を収入源とした場合に
健康や病気に関する検索で提供される情報が利益関係に影響される可能性の懸念も。
(例えばサプリメント会社の情報とか)

今のように
「薬物とテクノロジーでもっと健康に、もっと頭がよく、もっと長生きに」と
誰も彼もが煽られ、それが莫大な利権に繋がっている時代に
多くの人の健康に関する個人情報をネットで管理・利用するというのが
本当は一体どういうことなのか──。

この記事は2社のサービス内容に共通している点を羅列した最後に以下のように。

「あぁ、それからマイクロソフトとグーグルに共通しているのは
 もう1つ別のゴールが常にあるということだ。
 世界を支配するというゴールが。」

Microsoft Health vs. Google Health
By Craig Stoltz,
The Washington Post, March 11, 2008
2008.03.27 / Top↑
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