医師による幇助を受けて自殺することを認めた尊厳死法がOregon州にできて10年。
10年目にあたる去年1年間に、
医師に処方された致死薬物を手にした人は85人で前年より20人の増加。
その中で実際に服用して自殺した人は49人で前年より3人の増加とのこと。
医師に処方された致死薬物を手にした人は85人で前年より20人の増加。
その中で実際に服用して自殺した人は49人で前年より3人の増加とのこと。
薬を手にしてから飲むまでの期間は
それまでの6日間から2週間に伸びた。
それまでの6日間から2週間に伸びた。
米国内で自殺幇助を認める法律があるのは現在Oregon州のみで、
施行から10年でこの法律によって自殺した人は341人。
多くは高学歴の白人高齢者の癌患者。
施行から10年でこの法律によって自殺した人は341人。
多くは高学歴の白人高齢者の癌患者。
尊厳死擁護派がこの点をとりあげて
反対派が懸念するような弱者切り捨てには結びつかない、
数の増加は社会が同法を受け入れている証左と主張する一方で、
反対派が懸念するような弱者切り捨てには結びつかない、
数の増加は社会が同法を受け入れている証左と主張する一方で、
反対派からは
自殺希望の患者の判断に疑問がある場合は精神科医の治療を受けさせることとの条件が守られておらず、
歯止めもセーフガードも存在しないと批判。
自殺希望の患者の判断に疑問がある場合は精神科医の治療を受けさせることとの条件が守られておらず、
歯止めもセーフガードも存在しないと批判。
自殺幇助に関与する医師も薬局もこの10年で急増しているようです。
2008.03.21 / Top↑
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