Emotivというアメリカ/オーストラリアの神経工学の会社が
脳波から読んだ思考や感情によってゲームにコマンドを送ることができる
ヘッドセットを開発したのだとか。
脳波から読んだ思考や感情によってゲームにコマンドを送ることができる
ヘッドセットを開発したのだとか。
原理としては脳波検査とほぼ同じみたいですが、
頭にべたべたゼリーを塗って電極をあちこちに貼る
脳波検査のような煩雑な手間は不要。
スタイリッシュなヘッドセットをかぶるだけで
ワイヤレスでコンピューターに繋がって、
プレーヤーの約30種類の表情、感情、思考を読み取り
それがゲームをコントロールするんだと。
頭にべたべたゼリーを塗って電極をあちこちに貼る
脳波検査のような煩雑な手間は不要。
スタイリッシュなヘッドセットをかぶるだけで
ワイヤレスでコンピューターに繋がって、
プレーヤーの約30種類の表情、感情、思考を読み取り
それがゲームをコントロールするんだと。
ある動作を頭に浮かべただけでゲームの中の自分がその動作をするってことみたいですが、
この会社の社長さんの言い草で笑ってしまったのは、
「ゲームのキャラクターを殺した後に笑ったり喜んだりしていたら、
ヴァーチャル世界のあなたから
ひどい人間だと叱られることもあります」
ヴァーチャル世界のあなたから
ひどい人間だと叱られることもあります」
アハハ。なんて姑息な小細工。
でもゲーマーがまさか
無表情と無感動を修練するために
沢山殺すことが目的のゲームで遊ぶとも思えないので、
無表情と無感動を修練するために
沢山殺すことが目的のゲームで遊ぶとも思えないので、
もう一度この記事をよく読んでみたら、
ヴァーチャルな自分に叱られたりするのは
「ゲーム・キャラクターの情緒反応のリアリティを向上させる」ためなのだそうで。
ヴァーチャルな自分に叱られたりするのは
「ゲーム・キャラクターの情緒反応のリアリティを向上させる」ためなのだそうで。
つまり
殺して喜ぶ自分をひどい奴だと感じる自分がさらに誰かを殺すことのリアリティですね。
殺して喜ぶ自分をひどい奴だと感じる自分がさらに誰かを殺すことのリアリティですね。
「やったぜい!」と喜んだ瞬間に
敵を倒したばかりの自分がくるっとこちらを振り向いて
「おまえ、いま笑っただろう。人を殺しておいてなんて奴だ」。
それがゲーマーにまた受けて
「ほんとだよねー。キャハハ」などと笑いながら
ヘッドセットの中では既に
次の敵を殺すべく殴る・蹴る・刺すをイメージしている……。
敵を倒したばかりの自分がくるっとこちらを振り向いて
「おまえ、いま笑っただろう。人を殺しておいてなんて奴だ」。
それがゲーマーにまた受けて
「ほんとだよねー。キャハハ」などと笑いながら
ヘッドセットの中では既に
次の敵を殺すべく殴る・蹴る・刺すをイメージしている……。
ぜんぜん笑える話じゃなかった。
2008.02.21 / Top↑
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