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Wiiスポーツをやっても実際のスポーツには及ばないよ、と
誰が考えても「当たり前じゃない、そんなの」というような研究結果を
英国Liverpool John Moore’s 大学の先生方が発表したそうで、


とはいえ、
最近では座ってばかりいる子どもたちが
立ち上がって、いろんな方向に体を動かすのだから、
多少の肥満予防効果はあるとは書いているのですが、

子どもたちに
アクティブなゲームとアクティブじゃないゲームを1時間やらせて比較した実験結果としては、
アクティブなゲームで消費するエネルギー量は活動系ではないゲームより2%多いだけだった、
だから実際のスポーツの代用にはならないと。

個人的にも Wiiスポーツはそれなりに楽しんでいるし、
このクリスマスには WiiFit までゲットしたところなので
軽い気持ちで覗いてみた記事なのですが、

いくらヒットしているといっても、たかだかゲームごときを取り上げて、
こんな誰が考えたって当たり前に決まっている結論を出すために、
大学の教授チームがわざわざ時間とお金とエネルギーを費やすなんて、
バカバカしいことをやるんだなぁ……と思っていたら、

なんと、この実験、
任天堂のWiiスポーツとマイクロソフトのXboxの通常ゲームで比較しているのですね。
で、「多少の体重管理の役には立つけどカロリー消費は2%しか違わないよ」と。

アクティブなゲームと
そうではない従来の手元だけのゲームとを比較するのであれば、
WiiスポーツとWiiマリオ・シリーズとかで比較したって悪くはないと思うのですが。

             ーーー      ーーー

そういえば、この前、合成生命体の誕生が近いという内容の記事が今度はWPにあって、


現在の合成生物学の熾烈な競争がちょうどIT革命直前の状況に似ているとして、
誰が最初に人造生命を創って「合成生物学のマイクロソフトとなる」か
という表現が使われていましたっけ。

そんなことになったら、ごく一部の人間の手に巨大な権力が握られてしまう、
と懸念する記事でもありましたが。

【追記】

Wiiスポーツについては、2月に以下のような記事もあったようです。


面白いことに、
同じ大学での研究なのですが研究者の名前が違う。

同じ大学で1年間に2回似たような研究の結果が報告されて、
その結論がほとんど反対だったということ?

それは、もしかしたら、
研究資金がほとんど反対のところから出ていたからなのでしょうか???
2007.12.25 / Top↑
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