人口密度が中央アジアで最も高い国ウズベキスタンで
貧しい女性が出産時に無断で不妊手術を施されている。
20年間鉄拳独裁を敷いてきたIslam Karimov大統領の命令による大量強制不妊は
2003年に始まり、批判を浴びていったんは2年ほぼ中止されていたが、
今年2月に保健相が「効果的な避妊法」として医師らに命じて
再開されたと言われる。
医師一人につき月最低2人の女性の同意をとるようノルマが課せられ、
果たせなければ懲戒や罰金も。
実際には出産の際に無断でやられてしまうケースが多く、
そのため安全策として自宅での出産を選ぶ女性が増えているが、
それでも産後の検診などで病院に誘い出しては
偽りの病気を診断して手術されてしまったりしている。
人権団体によると
2月以降、本人の同意なしに不妊手術を施された女性は5000人とも。
Doctors sterilise Uzbek women by stealth
The Times, April 25, 2010
ずーん……と、心が沈む。
【関連エントリー】
知的障害・貧困を理由にした強制不妊手術は過去の話ではない(2010/3/23)
ペルー、フジモリ政権下で350万人の先住民女性に強制不妊手術(2009/4/9)
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20年間鉄拳独裁を敷いてきたIslam Karimov大統領の命令による大量強制不妊は
2003年に始まり、批判を浴びていったんは2年ほぼ中止されていたが、
今年2月に保健相が「効果的な避妊法」として医師らに命じて
再開されたと言われる。
医師一人につき月最低2人の女性の同意をとるようノルマが課せられ、
果たせなければ懲戒や罰金も。
実際には出産の際に無断でやられてしまうケースが多く、
そのため安全策として自宅での出産を選ぶ女性が増えているが、
それでも産後の検診などで病院に誘い出しては
偽りの病気を診断して手術されてしまったりしている。
人権団体によると
2月以降、本人の同意なしに不妊手術を施された女性は5000人とも。
Doctors sterilise Uzbek women by stealth
The Times, April 25, 2010
ずーん……と、心が沈む。
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2010.05.08 / Top↑
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