2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
世界の障害学のメッカ、英国のリーズにおいて、
7月8日(金)から11日(日)、第5回国際介護者会議が開催されるとのこと。

タイトルは
New Frontiers in Caring: 2010 and Beyond


How we manage care and caring in a changing and ageing world is one of the world's greatest challenges, touching everyone's lives.

This is a global issue, and it calls for a big debate and big solutions. Are we having that big debate at national, European and international level? Are we looking at whole systems reform and 21st century solutions? How do we meet the needs of modern societies and modern economies?

This conference will again bring together the international community of researchers, practitioners and those with an interest in caring to debate these critical issues and exchange expertise and experience. Mapping the policy framework from around the world, the conference will explore innovation and seek real solutions to the care crunch.

The conference will focus on four key themes, identified through latest international debate:

• Health, Social Care and Well-being Services
• Caring and Employment
• Funding and Financial and Legal Support
• Technology, Design and the Built Environment




詳細は、こちらのカンファ公式サイトに。

ほぉぉ……インテルが共催なんだぁ……。


         ―――――――

ちなみに6月は毎年英国の介護者週間。
今年で、もう10回目になるそうだ。

今年は6月14日から20日に開催され、
今年のテーマは A life of my own. 

介護者である私自身の命(健康)――。
介護者である私自身の生活――。
介護者である私自身の人生――。


介護者が集まって交流できる場や相談窓口を作るあたりで
お茶を濁している日本の介護者支援と違って、

英語圏の介護者支援の理念にくっきりと立っている「介護者自身の権利」という概念を
これまであれこれ覗いてきた内容から私自身の言葉で表現してみると、

障害や病気のある人に、
その人のニーズに応じた支援を受けて
その人らしい生活と人生を送る権利があるように、

彼らを介護する介護者にも、
自分の健康・生活・人生を犠牲にすることなく介護の役割を担い続けることができるように
介護される人のニーズではなく、介護者自身のニーズに応じて
介護者自身が直接、支援の対象となり、サービスを受ける権利がある。


Cares Week 2010 の公式サイトは、こちら


【英国の介護者支援について書いたエントリー】
フレックス勤務を求める権利という子育て支援(2008/6/12)
英国の介護者週間から介護についてあれこれ(2008/6/12)
英国の新しい介護者戦略(2008/6/12)
「介護者としての私を支えて」キャンペーン(2008/7/4)
英国の介護者支援について思うこと(2008/7/4)
英国の介護者支援について(2009/3/10)

【その他の国の介護者支援について】
「介護者の権利章典」訳を改定しました(2008/12/12/)
今日から豪介護者週間……because I care(2008/10/19)
You are only human: 介護者だって生身の人間なのだから(2008/10/30)
介護者も自分を大切にしましょう(2008/10/31)
自分の気持ちを理解して受け入れる(介護者のために)(2008/10/31)
自己主張をしましょう(介護者のために)(2008/11/1)
2010.05.31 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://spitzibara.blog.2nt.com/tb.php/1917-ee29578b