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検討中とはいえ、FDAは既に食べても安全という結論は出しているというのですが、
安全性を疑問視する声も多く、

ある専門家は、
FDAが安全だとする根拠に使われている研究は
3つすべてが関連産業によって行われたものだ、と。

GMサーモンから生まれるのは何故かメスだけで、
一緒に放流されても、決して天然サーモンと同方向には泳がないのだとか。

また、万が一、GMサーモンが自然界に放たれてしまった場合に、
生態系が乱される恐れを指摘する声も。

豚・牛に続いてサーモンとなると、
その後は一気にあれもこれも認められていくのでは、と懸念する声も。

FDAは一応パブコメを募集して検討するとのこと。

以下のサイトにビデオがありますが、
GMサーモンは、天然サーモンよりもはるかにデカイです。

FDA panel ponders future of genetically modified salmon
USAToday, September 21, 2010


数日前にテレビを見ていたら、
どういう番組だったか再放送だったような気もするけれど、
ビートたけしが司会する情報番組に遺伝子組み換え技術の専門家という人が出てきて、

「遺伝子組み換えでない」と書かれた食品にも
輸入原料や飼料の関係で遺伝子組み換え技術は厳密に言えば使われているし、
遺伝子組み換えだから安全でないわけではないのだと説いていた。

どうして安全なのかという科学的な説得力ある説明は出てこなかったように
私は思ったのだけど、

逆にすごく気になったのが、
組み換え食品を食べたら害があったとの報道の事実の指摘に対して、
「まぁね、学会で報告されたりしている以上は、
マスコミも報道せざるを得ませんからねぇ」と
そんなの無責任なガセ情報だしメディアもそれは分かっているんだけど……といった口調。

(そういえば、この前の立花隆のiPS細胞研究の倫理問題に関するヤリクチに似ている。
無知な人たちが無責任に騒ぐから、ホント困るんだよね……って?)

コメンテーターたちがしきりに「へぇ」とか「ほぉ」と感心しているので
そういう番組作りなのかと不愉快に感じつつ見ていたら、最後のところで、
あ~だこ~だといい加減な感想を並べた後で、たけしが

「まぁ、こういうのを食べてどうかっていうのはさ、
実際、何世代か経ってみないと分かんないんじゃない?」
さらっと、この専門家を前に言って捨てた。

あはは。

思わず笑っちゃった。
だって去年、クローン肉が話題になった時に、
私が思ったのも以下のエントリーの通りだったんだもの。


【関連エントリー】
まずは「クローン肉たべろ」という人に3世代食べ続けてもらおう(2009/1/6)
「飛騨牛の父」クローンで、ぐるぐる(2009/1/8)
2010.09.22 / Top↑
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