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Bill Peaceが成長抑制WGの論文をブログでとりあげ、社会サービスの不足を指摘している点など、部分的に評価している。特に、 Hasting Centerの関与を評価しているが、そんなの、成長抑制の是非とは、なんの関係もない。しかも、こともあろうに「症例によっては医学的に成長抑制が必要となる場合もあるだろう」 とは、一体なんだ?:Peaceは、07年当初に「Ashleyは私だ」と重症児とその他障害者の間に線引きすることを否定し、一貫して障害者の権利を侵害する差別だと批判してきた。ところが、ある日突然、彼はHasting Centerから呼び出しを受ける。非常勤の研究員として迎え入れたいので面接に来い、という話だった。さしたる業績もない自分に、なんで、あの権威ある Hastings Centerから誘いがあるのか、彼は自分でもさっぱり分からなかった。同センターについても批判的に捉えていたのだが、職についていない彼には現金収入も魅力だった(と少なくとも彼は自分にそう言い聞かせていたのだと思う)。面接を受け、彼はめでたく非常勤の研究員となった。そして今や、すっかり同センターのファンだ。ついでに成長抑制への批判の矛先も随分と鈍くなった。じゃぁ、「医学的に成長抑制が必要」なのかもしらんとアンタが認める障害児は、もう「私」ではなくなったのか?
http://badcripple.blogspot.com/2010/12/growth-attenuation-hastings-center.html

08年のFEN自殺幇助事件で起訴されたFEN幹部の4人の公判。起訴不当を訴える見込み、と。
http://washingtonexaminer.com/news/2010/12/final-exit-network-group-be-ga-court-friday

世界銀行からブルガリア、クロアチアなどEUに新加盟した国々の高齢化と介護の不足に関する報告書。
http://www.sofiaecho.com/2010/12/10/1008642_bulgarias-aging-population-means-increasing-pressure-on-long-term-care-services-world-bank

ビッグ・ファーマのファイザーが、ナイジェリアで子どもの髄膜炎に関する治験を巡る訴訟を取り下げさせようと、検事の弱みを握るべく探偵を雇って汚職の証拠を探させていたことが、WikiLeaksが暴いた電報で明らかに。
http://www.guardian.co.uk/business/2010/dec/09/wikileaks-cables-pfizer-nigeria?CMP=EMCGT_101210&

ロシアがWikiLeaksのアサンジ氏にノーベル平和賞を授与すべきだ、と。
http://www.guardian.co.uk/media/2010/dec/09/julian-assange-nobel-peace-prize?CMP=EMCGT_101210&

ハリケーン・カトリーナ直後の警察官による市民射殺事件で、新たに3人に有罪。背後から射殺、遺体を焼却し、ウソの報告書を書いていた。家族からの度重なる訴えも無視し続け、08年にPropublicaの調査が記事になってやっと警察内部で調査が始まった、とのこと。
http://www.nytimes.com/2010/12/10/us/10katrina.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=a23

ProPublicaから、民間の営利施設での人工透析では、死亡率が高い、との調査結果。
http://www.propublica.org/article/new-study-shows-higher-mortality-risk-at-in-for-profit-dialysis-chains

ProPublicaはFacebookに人工透析のページを作っている。システムの不備を追及する構え? 
http://www.facebook.com/ProPublicaDialysis

人工透析と言えば、8日のNHKクローズアップ現代の「ある少女の選択~“延命”生と死のはざまで」について、疑問だらけになっていたところ、以下の開業医の方のブログで人工透析拒否への疑問が書かれていた。:華子さんのケースそのものを云々することは非常に難しいのだけれど、こういう番組の描き方や解説のされ方から、医療全体で起こりつつあることとして、いわゆるスタンダードではなく、倫理問題が取りざたされるような――しかも多くの場合、非常に高額な――医療や医療技術の応用が、莫大な資金が投入されて研究・提唱・奨励されていく一方で、呼吸器や胃ろうや人工透析といった、多くの患者が利用しているスタンダードな医療に「延命治療」というレッテルが次々に貼られていくような気がすることの気味悪さの方を考えてしまった。そのレッテル、色は「延命だから、すべからく無意味で無駄」色で、柄は「自己決定」模様で。
http://blog.goo.ne.jp/joshunaizensha/e/b8eb176ba24eb36b808640858eb50954

ちなみに、この番組を見て思い出したのは、米国で06年に15歳の少年が抗がん剤治療を拒否して論争となったAbraham Cherrix君の裁判。以下の07年のエントリーに概要を取りまとめています。
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/13603796.html

失業状態があまりに長く続くと人間は仕事をする能力が低下するだけでなく、仕事を探そうという気力も失う、という話に続いて、障害者手当をもらっている人は米国人10人に1人。彼らが延々と手当てに依存しないためには……と言われても、障害のために働けないでいる人たちは仕事を探す気力がないわけじゃないと思うし、さらに、たぶん、その10人に1人の中には相当の割合でイラクやアフガニスタンで障害を負って帰ってきた米兵もいるし。
http://www.nytimes.com/2010/12/10/opinion/10orszag.html?nl=todaysheadlines&emc=a212

認知症予防に効能をうたわれてきたイチョウ葉エキスに、またもエビデンスが否定されている。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/210788.php

認知症を始め認知障害のある人を被験者とする研究で、十分なICが行われていない可能性がある。倫理綱領・ガイドラインが必要、と。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/210733.php

Facebookの創設者Zuckerberg氏(26)を含む米国で最もお金持ちの17人が、資産の多くを慈善に提供すると約束。:で、もちろん発言権も行使する……。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/12/09/AR2010120901759.html?wpisrc=nl_cuzhead

12月8日から10日、北京でアジア高齢化会議。参加は中国、インド、インドネシア、日本、米国。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/210837.php

アフガニスタンの女性は結婚の強要や名誉殺人など、今だに虐待されている、と国連の報告書。
http://www.guardian.co.uk/world/2010/dec/09/afghan-women-abuse-united-nations?CMP=EMCGT_101210&

94年にルワンダで100日間で80万人のツチ族が殺された大虐殺の文書を公開。
http://www.guardian.co.uk/world/2010/dec/10/rwanda-unveil-genocide-archive?CMP=EMCGT_101210&

母親の血液検査で、胎児の遺伝病のいくつかをDNAスクリーニングすることが可能に?
http://www.medicalnewstoday.com/articles/210840.php

乳がんまたは子宮がんの発症に関連する遺伝子変異のある女性が、どの程度の割合で予防的摘出手術を受けているか。検査前の気持ちが手術への決断に如何に影響しているか。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/210733.php

人工呼吸器をつけている患者さんが音楽を聴くことの効用。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/210786.php

ERで医療補助を行うロボットの開発。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/210717.php

タバコの副流煙が子どもの多動や問題行動に影響しているとの調査結果。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/210948.php
2010.12.12 / Top↑
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