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かねて補遺で追いかけてきたように
自殺幇助を明確に違法と規定するIdaho州の法案SB1070ですが、
3月14日に上院を通過したのちに
28日に下院を通過。

このほど知事もサインして、法律となったとのこと。

プロライフの全米組織AULの会長であるCharmaine Yoest医師は
「(同法は)希望を諦めて人生を終えよと圧力を受けがちな
われわれ社会の弱者に向けてアイダホが差し伸べる助けの手だ」

「自殺幇助を“権利”にしようとの意図的な試みを
アイダホ州の政治家は阻止した。

高齢者、病者、障害者に対して、品位と共感で応じるなら
それは彼らの生を終わらせることではなくQOLを改善することだ」

AUL says Idah Senate Bill 1070 (signed by the Governor) Protects the Terminally Ill, Disabled, & Elderly
Americans United For Life, April 7, 2011


どんどん勢いづいていくと見える合法化の動きに対して、
こういう揺り戻しのような動きが出てきたことは、希望のように思えないわけではない。

一方で、米国でのいわゆるプロライフの中には、
女性の選択権や同性婚の否定や、貧困層への医療を巡る「自己責任」論など、
非常に不寛容な姿勢にも繋がっているところがあることが、ずっと気にかかっている。
2011.04.08 / Top↑
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