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1年おきに世界大会を開催している死ぬ権利協会世界連合(WFRDS)が
2012年には、EXIT Switzlandの創設30周年を祝して
“自殺ツーリズム”のメッカ、チューリッヒで開催されることに。

2012年6月13―18日。
WFRDS 2012 Congressの公式サイトはこちら

公式サイトによれば、
世界45カ国に55以上の死ぬ権利協会が存在するとか。

Congressの目的は
「世界中で人が(死を)自己決定する権利が認められるよう
コミットメントを深めていく方法を議論する」こと。

当ブログの「尊厳死」書庫のエントリーで諸々追いかけているように、
ここで言われている「死の自己決定権」とは消極的安楽死に留まるものではなく、
積極的安楽死や医師による自殺幇助を受ける権利を含め「自己決定能力のある成人であれば、
いつどのような死に方をするかは個人に決定権がある」とするもの。

それなのに、とても不思議なことに、
消極的安楽死のみを説いているはずの日本尊厳死協会は、
この世界連合のメンバーとなっており、役員まで勤めていたりする ↓

尊厳死協会の世界連合(2008/3/13)
死ぬ権利協会世界連合がFENについて声明を発表(2009/3/10)


当時、世界連合の理事を務めていた荒川迪生氏と小松義彦氏の対談については ↓

「尊厳死を巡る闘争:医療機器の時代に」1(2008/3/2)
「尊厳死を巡る闘争:医療機器の時代に」2(2008/3/3)
「尊厳死を巡る闘争:医療機器の時代に」3(2008/3/3)


その他、日本の尊厳死議論については ↓

日本尊厳死協会・井形理事長の「ダンディな死」発言(2010/3/2)
「『尊厳死法制化』を考える」報告書を読む(2010/5/6)
安楽死に関するシンポを聞いてきました(2010/10/4)
在宅医療における終末期の胃ろうとセデーション(2010/10/6)
朝日新聞の「どうせ治らないなら延命はしませんよね、あなた?」(2010/11/5)
日本の尊厳死合法化議論を巡る4つの疑問(2010/10/28)
「功利主義はとらない」……南アフリカの人工透析患者選別委員会の模索(2010/12/17)
(後半、NHKクローズアップ現代「ある少女の選択~“延命”生と死のはざまで~」について)
2011.08.28 / Top↑
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