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ProPublicaが継続している
製薬会社、医療機器会社と医師との金銭関係に関する調査報道Dollars for Doctorsで、
ここ数日、ビッグ・ファーマを巡る新たなデータや分析結果があれこれと出ている。

以下の記事は読めているわけではなく、
補遺に拾うことを念頭に書いていたのですが

本数が結構あるのと、
ざっと並べただけでもある程度の流れは見えることから、一応、メモ的エントリーに。


これらの情報が明らかになるのを前に、それらビッグ・ファーマのProPublicaへの反応。
http://www.propublica.org/article/with-our-dollars-for-docs-update-coming-drug-companies-defend-interactions

ProPublicaのデータ分析で、
新たにビッグ・ファーマから医師への顧問料などの支払いの詳細が明らかになった。
例えば262億ドルの売り上げのファイザーが医師の販促講演謝礼に344万ドルを使っているのに対して、
イーライ・リリーは売上はファイザーの半分でありながら販促講演謝礼に615万ドルを使っていた。
2013年にすべての製薬会社、医療機器会社がこうしたデータを政府に提出を求められると、
こういうことが明らかになっていくことに。
http://www.propublica.org/article/piercing-the-veil-more-drug-companies-reveal-payments-to-doctors

2010年の1年間だけでファイザー製薬から3065ドル分の飲食を、
2011年前半だけで1046ドル分の飲食をふるまわれたカリフォルニア州の医師など、
多くの医師が顧問など特に仕事をしてあげるわけでなくても製薬会社にごちそうになっている。
2013年からは、そうした細かい金銭支出にも記録が求められる。
(これ、確かめていないけど、例のサンシャイン法かな?)
http://www.propublica.org/article/doctors-dine-on-drug-companies-dime

自分がかかっている医師に対して、どの製薬会社から金銭が流れているか、
患者には知る権利がある、とProPublicaとLATの共同社説。
http://www.propublica.org/article/patients-deserve-to-know-what-drug-companies-pay-their-doctor

ここ数年明らかになった巨額の支払いが問題視されるに従って、
医師による(販促)講演に対するビッグ・ファーマの謝礼の金額が下がっているらしい。
http://www.propublica.org/article/news-reports-cite-drop-in-physician-speaking-fees



上記ProPublicaの調査に関するエントリーはこちら ↓

ProPublicaが暴く「ビッグ・ファーマのプロモ医師軍団の実態」(2010/11/2)
学会が関連企業相手にショーバイする米国の医療界(2011/5/11)
「学会が関連企業相手にショーバイする米国の医療界」から医療費高騰を考えてみる(2011/5/11)
1つの病院で141人に無用な心臓ステント、500人に入れた医師も(2011/5/15)

それとは別に、こちらはProPublicaのブログから ↓

交流施設の子どもらの気分障害、公庫敵的行動に抗精神病薬?(米)(2010/10/6)
2011.09.12 / Top↑
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