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米国のHPVワクチンに関する州ごとの法制化について
NYTが簡単に取りまとめている。

まず、
「法制化が提案されたものの、」
後に取り下げられたり、委員会に送られたきりになった州」が
少なくとも22州。

ニュー・メキシコ州では2007年に法案が州議会を通過したものの、
知事が拒否権を発動して成立しなかった。

次に、
「義務化の法規制が施行になった州」として、
2007年にDistrict of Columbia と、Virginia州がある。

もっともVirginia州では最近、
義務付けを取りやめる法案が下院を通過。
ただし上院で廃案となった。

(D.C.については文末のリンクに関連情報あり)

最後に
知事命令が出たものの州議会がつぶした州として、
Texas州。これも2007年。

テキサス州のこの件に関しては
こちらで簡単に書いています。

このテキサスの騒動については
どこかで他のエントリーにもしているはずなのですが、すぐには見つからず。
どうもエントリーが増えすぎてリンクを張りにくくなりました。

Actions by States to Require the HPV Vaccination
NYT, September 13, 2011


2007年と言えばガーダシルの製造元のメルク社が
あまりにもエゲツナイ販促ロビーで顰蹙を買っていた年――。

なるほどね~、という感じも。

ともあれ、こういう情報がこういうふうに整理されたということは、
いよいよ米国でHPVのウラ側が暴かれたり、
問題視されるという予兆……?


【HIVワクチン関連エントリー】
CDCが11,12歳に髄膜炎、百日咳、子宮がんのワクチン接種を呼びかけ(2008/9/2)
英国でHPVワクチン義務化、親の反発必至(2008/9/5)
今度は乳がん予防のワクチンだと(2008/9/15)
ノーベル賞選考過程にHPVワクチン特許持つアストラゼネカ関与の疑惑(2008/12/18)
CA州で女児4人に1人がHPVワクチンを接種(2009/2/21)
HPVワクチン普及目的で保健当局が学校に女児の個人情報を要求(NZ)(2009/4/3)
3医学会がHPVワクチン製造元の資金で学会員にワクチンを推奨(2009/8/19)
2009年8月21日の補遺(Washington DCの学校で事実上義務化との情報あり)
HPVワクチン接種後に13歳女児が死亡(英)(2009/9/29)
2009年12月24日の補遺(CDC前センター長がMerk社のワクチン部門責任者として天下り)
米国で「ワクチン打たないなら診てやらない」と医師ら(2011/7/6)

【日本のHPVワクチン施策関連エントリー】
「HPVワクチン」検索結果の怪(2008/9/2)
朝日のワクチン記事にも「米国では」の印籠(2009/8/8)
日本の「ワクチン産業ビジョンの要点」の怪(2011/3/8)
子宮頸がんワクチンでの失神は「ドキドキするから」?(2011/8/5)
日本でもガーダシル導入へ、厚労省当該部会の議論の怪 1(2011/8/5)
日本でもガーダシル導入へ、厚労省当該部会の議論の怪 2(2011/8/5)
2011.09.15 / Top↑
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