子育てをテーマにしたSNSと思われる babycenter. というサイトで
20日午前9時半現在、「2時間前」に立ち上げられたスレッドが成長抑制療法を扱っている。
タイトルは 「成長抑制療法についてどう思いますか?」
立ち上げた人は障害のある子どもの親。
現段階で入っているレスポンスは1つで、障害のある子どもの親からのもの。
やり取りは大まかには、以下のような感じ。
「息子のサイモンを永遠に(forever)私たちの手元に置いておけるよう、選択肢の一つとして成長抑制療法を調べ始め、時期が来たら相談してみようと思う医師の名前も2つほどゲットしました。息子は現在はまだ扱いやすい(manageable)サイズなので、すぐ急いでやりたいわけではないけど、親としては私は年を食っている方なので将来が不安なのです」
「成長抑制は将来的にもウチには関係がないけど、成長抑制に思うところはあって、サイモン君には最適、ぜんぜんOKだと思います。前にもここで話題になったことがあった記憶があるんだけど、介護者であるあなただけでなく結局はサイモン君にも利益になると思う。成長に伴って、移動させるのもお風呂に入れるのなんかも難しくなっていくし、扱いやすいサイズだと親は助かりますね。サイモン君も家族とずっと一緒にいられて家でケアしてもらえて、施設に入れられなくてもすむ。身近にやってくれる医師がいるかどうかが気になるところですね。どうもヨーロッパの方が成長抑制は許容されているとかどこかで読んだけど、まぁ、医療に関しては米国よりヨーロッパが進んでいるから」
What are your thoughts on growth-attenuation therapy?
Babycenter.com, September 19
2人それぞれの子どもの写真があって、
質問者の息子サイモン君は、写真では自転車で遊んでいるように、
少なくとも自転車につかまって立っているように見えます。
この人のこれまでの投稿履歴や写真を見る限り、
自力で立って、わずかなら歩ける子どもさんのようでもあり、
「寝たきりの重症児だけが対象なのだから」を論拠に
成長抑制療法の正当化論を展開しているシアトルこども病院の成長抑制WGのメンバーに
ぜひとも、このやりとりについての意見を聞いてみたいものです。
去年の成長抑制WGの論文については、以下の4本のエントリーに ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/62625973.html
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/62626031.html
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/62636670.html
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/62650044.html
【午後追記】
その後、レスが増えていますが、いずれも
「施設やグループホームに入れるよりも、親が家庭でケアするのが何よりだから
やれるならやったらいい、または、自分もいずれ考えたい」などの路線。
20日午前9時半現在、「2時間前」に立ち上げられたスレッドが成長抑制療法を扱っている。
タイトルは 「成長抑制療法についてどう思いますか?」
立ち上げた人は障害のある子どもの親。
現段階で入っているレスポンスは1つで、障害のある子どもの親からのもの。
やり取りは大まかには、以下のような感じ。
「息子のサイモンを永遠に(forever)私たちの手元に置いておけるよう、選択肢の一つとして成長抑制療法を調べ始め、時期が来たら相談してみようと思う医師の名前も2つほどゲットしました。息子は現在はまだ扱いやすい(manageable)サイズなので、すぐ急いでやりたいわけではないけど、親としては私は年を食っている方なので将来が不安なのです」
「成長抑制は将来的にもウチには関係がないけど、成長抑制に思うところはあって、サイモン君には最適、ぜんぜんOKだと思います。前にもここで話題になったことがあった記憶があるんだけど、介護者であるあなただけでなく結局はサイモン君にも利益になると思う。成長に伴って、移動させるのもお風呂に入れるのなんかも難しくなっていくし、扱いやすいサイズだと親は助かりますね。サイモン君も家族とずっと一緒にいられて家でケアしてもらえて、施設に入れられなくてもすむ。身近にやってくれる医師がいるかどうかが気になるところですね。どうもヨーロッパの方が成長抑制は許容されているとかどこかで読んだけど、まぁ、医療に関しては米国よりヨーロッパが進んでいるから」
What are your thoughts on growth-attenuation therapy?
Babycenter.com, September 19
2人それぞれの子どもの写真があって、
質問者の息子サイモン君は、写真では自転車で遊んでいるように、
少なくとも自転車につかまって立っているように見えます。
この人のこれまでの投稿履歴や写真を見る限り、
自力で立って、わずかなら歩ける子どもさんのようでもあり、
「寝たきりの重症児だけが対象なのだから」を論拠に
成長抑制療法の正当化論を展開しているシアトルこども病院の成長抑制WGのメンバーに
ぜひとも、このやりとりについての意見を聞いてみたいものです。
去年の成長抑制WGの論文については、以下の4本のエントリーに ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/62625973.html
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/62626031.html
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/62636670.html
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/62650044.html
【午後追記】
その後、レスが増えていますが、いずれも
「施設やグループホームに入れるよりも、親が家庭でケアするのが何よりだから
やれるならやったらいい、または、自分もいずれ考えたい」などの路線。
2011.09.20 / Top↑
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