Lancetに高所得国でのガンを「過剰に診断しないように。“無益な薬”で過剰な治療をしないように。過剰な希望を持たせないように」という論文。:その一方で「ガン研究の黄金時代」が「ワクチンの10年」の次のトレンド……というなら、それは超富裕層を対象にした新たなマーケット創設に過ぎないような。私たちは、最先端医療の情報に、さも誰でもが受けられる治療であるかのように夢を煽られているけれど、やっぱ、それはウソだよ。
http://www.thelancet.com/commission/delivering-affordable-cancer-care-in-high-income-countries#
一昨日の補遺で拾った「自宅でペットの安楽死」WPの記事について、無益な治療ブログのPopeがエントリーを書いている。私と同じ懸念をもって、この記事を読んだみたい。
http://medicalfutility.blogspot.com/2011/09/more-pets-but-not-people-dying-at-home.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+MedicalFutilityBlog+%28Medical+Futility+Blog%29
NZでヘリウムによる自殺幇助が2件確認されたにもかかわらず、環境大臣はヘリウム・ガスの規制は変更しない、と。FEN事件でも現在問題になっているオレゴン州での自殺キットでも、C&Cの前身のヘムロック協会創設者Derek Humphryの著者Final Exitで推奨されている自殺方法でも、ヘリウムは自殺幇助業界では大人気。
http://www.stuff.co.nz/national/health/5694844/No-action-on-coroners-helium-call
カナダで妻を殺した男性が自殺幇助だと主張して、裁判所に却下されている。
http://www.vancouversun.com/news/just+smothered+wife+accused+tells+operator/5466385/story.html
http://www.cbc.ca/news/canada/edmonton/story/2011/09/26/edmonton-lavery-murder-wife-trial.html
http://www.edmontonjournal.com/news/Judge+rejects+Edmonton+plea+guilty+assisted+suicide+2006+domestic/5460696/story.html?cid=megadrop_story
米国で生まれる子どもの約1%が何らかの生殖補助医療技術を利用して生まれてくる。そんな中、精子バンクが登場した70年代後半から80年代に生まれた子ども達がそろそろ成人年齢に達し、思いがけない問題に直面している。病気や事故の際に、家族の既往歴が分からない、大人になって出自を知った動揺など。これも読みたい記事なんだけど、ちょい余裕がないか。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/sperm-donor-children-face-challenges-in-learning-their-medical-history/2011/07/01/gIQAX9hwzK_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
ホワイトハンズについて「障害者の性へのサポートについて考える」という草山太郎氏の論文。9月23日の補遺にコメントもらってから、ずっと頭の隅に引っかかっている。今まで全く縁のなかったツイッターに生活書院さん繋がりで入り込んだら、偶然見つけた論文。この論文によると、介助スタッフは女性のみ。なんでやねん。そもそも「性機能の廃用症候群予防」って、なんじゃ、そりゃ。まー、よくもここまでテキトーに「それらしい」文言を並べられること……。
http://www.arsvi.com/2010/1103kt.pdf
◆ALS訴訟「介護20時間に」 和歌山地裁、義務付け決定 (共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092701000947.html
◆20時間の介護認める=ALS訴訟、初の仮義務付け―和歌山地裁 (時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011092700800
◆ALS患者 介護増を命じる判決 (NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110927/t10015889531000.html
◆難病訴訟で「20時間介護」義務付け 和歌山地裁 (産経)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110927/trl11092721030018-n1.htm
NYT。またまた民間医療保険の保険料が急騰。
Health Insurers Push Premiums Sharply Higher: The cost of health insurance this year rose more steeply than in previous years, outstripping wages and adding uncertainly about the pace of growing costs.
しかも、その保険料は労働者の肩によりズシリと。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/dc-has-fewer-than-3000-active-doctors-report-says/2011/09/26/gIQAGEZe2K_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
マイケルジャクソンのお抱え医師の裁判がスタート。:09年6月28日にこの件について初めて補遺で拾った時に、「この科学とテクノ万歳文化の中で、金のある人がその金で個人的に医師を雇うと、どういうことが可能になるのか……?」と書いている。
http://www.guardian.co.uk/world/2011/sep/27/michael-jackson-doctor-trial?CMP=EMCGT_280911&
【関連ニュースを拾った補遺】
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/53522721.html(09年6月28日の補遺)
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/54316936.html「お抱え医師によって殺された」
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/54598913.html(propofol濫用問題)
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/55324391.html (なかなか戻ってこなかったマイケルの脳)
NYT。酢とingenuity(どういう意味か記事を読んでいないので?)で子宮がんが予防できる、という、HPVワクチン推進ロビーが削除したがりそうな記事。
Fighting Cervical Cancer With Vinegar and Ingenuity: A simple, short and inexpensive procedure holds the promise of preventing many cases of cervical cancer, saving the lives of thousands of women worldwide.
ワシントンD.C.の医師不足が深刻。実質3000人以下。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/dc-has-fewer-than-3000-active-doctors-report-says/2011/09/26/gIQAGEZe2K_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
オーストラリアでペニシリン不足。:米国でチオペンタールの不足もあったけど、製薬会社があまりにも熾烈なブロック・バスター開発競争に傾斜しすぎているってことは? てか、薬に限らず、どの業界でも「ドカッと儲からないものは誰も作らない、作る余裕がない、従って供給されない世の中」に向かっている……なんてことは?
http://www.canberratimes.com.au/news/local/news/health/superbug-concern-as-penicillin-runs-short/2306129.aspx?src=enews
ミズリー州が米国で初めて、教師と生徒がFacebookで直接コンタクトをとることを禁じる法律を制定。
http://link.email.washingtonpost.com/r/2GZNC0/FXR6I3/6VOSEI/1RDC72/MK50K/2V/h
http://www.thelancet.com/commission/delivering-affordable-cancer-care-in-high-income-countries#
一昨日の補遺で拾った「自宅でペットの安楽死」WPの記事について、無益な治療ブログのPopeがエントリーを書いている。私と同じ懸念をもって、この記事を読んだみたい。
http://medicalfutility.blogspot.com/2011/09/more-pets-but-not-people-dying-at-home.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+MedicalFutilityBlog+%28Medical+Futility+Blog%29
NZでヘリウムによる自殺幇助が2件確認されたにもかかわらず、環境大臣はヘリウム・ガスの規制は変更しない、と。FEN事件でも現在問題になっているオレゴン州での自殺キットでも、C&Cの前身のヘムロック協会創設者Derek Humphryの著者Final Exitで推奨されている自殺方法でも、ヘリウムは自殺幇助業界では大人気。
http://www.stuff.co.nz/national/health/5694844/No-action-on-coroners-helium-call
カナダで妻を殺した男性が自殺幇助だと主張して、裁判所に却下されている。
http://www.vancouversun.com/news/just+smothered+wife+accused+tells+operator/5466385/story.html
http://www.cbc.ca/news/canada/edmonton/story/2011/09/26/edmonton-lavery-murder-wife-trial.html
http://www.edmontonjournal.com/news/Judge+rejects+Edmonton+plea+guilty+assisted+suicide+2006+domestic/5460696/story.html?cid=megadrop_story
米国で生まれる子どもの約1%が何らかの生殖補助医療技術を利用して生まれてくる。そんな中、精子バンクが登場した70年代後半から80年代に生まれた子ども達がそろそろ成人年齢に達し、思いがけない問題に直面している。病気や事故の際に、家族の既往歴が分からない、大人になって出自を知った動揺など。これも読みたい記事なんだけど、ちょい余裕がないか。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/sperm-donor-children-face-challenges-in-learning-their-medical-history/2011/07/01/gIQAX9hwzK_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
ホワイトハンズについて「障害者の性へのサポートについて考える」という草山太郎氏の論文。9月23日の補遺にコメントもらってから、ずっと頭の隅に引っかかっている。今まで全く縁のなかったツイッターに生活書院さん繋がりで入り込んだら、偶然見つけた論文。この論文によると、介助スタッフは女性のみ。なんでやねん。そもそも「性機能の廃用症候群予防」って、なんじゃ、そりゃ。まー、よくもここまでテキトーに「それらしい」文言を並べられること……。
http://www.arsvi.com/2010/1103kt.pdf
◆ALS訴訟「介護20時間に」 和歌山地裁、義務付け決定 (共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092701000947.html
◆20時間の介護認める=ALS訴訟、初の仮義務付け―和歌山地裁 (時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011092700800
◆ALS患者 介護増を命じる判決 (NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110927/t10015889531000.html
◆難病訴訟で「20時間介護」義務付け 和歌山地裁 (産経)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110927/trl11092721030018-n1.htm
NYT。またまた民間医療保険の保険料が急騰。
Health Insurers Push Premiums Sharply Higher: The cost of health insurance this year rose more steeply than in previous years, outstripping wages and adding uncertainly about the pace of growing costs.
しかも、その保険料は労働者の肩によりズシリと。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/dc-has-fewer-than-3000-active-doctors-report-says/2011/09/26/gIQAGEZe2K_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
マイケルジャクソンのお抱え医師の裁判がスタート。:09年6月28日にこの件について初めて補遺で拾った時に、「この科学とテクノ万歳文化の中で、金のある人がその金で個人的に医師を雇うと、どういうことが可能になるのか……?」と書いている。
http://www.guardian.co.uk/world/2011/sep/27/michael-jackson-doctor-trial?CMP=EMCGT_280911&
【関連ニュースを拾った補遺】
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/53522721.html(09年6月28日の補遺)
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/54316936.html「お抱え医師によって殺された」
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/54598913.html(propofol濫用問題)
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/55324391.html (なかなか戻ってこなかったマイケルの脳)
NYT。酢とingenuity(どういう意味か記事を読んでいないので?)で子宮がんが予防できる、という、HPVワクチン推進ロビーが削除したがりそうな記事。
Fighting Cervical Cancer With Vinegar and Ingenuity: A simple, short and inexpensive procedure holds the promise of preventing many cases of cervical cancer, saving the lives of thousands of women worldwide.
ワシントンD.C.の医師不足が深刻。実質3000人以下。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/dc-has-fewer-than-3000-active-doctors-report-says/2011/09/26/gIQAGEZe2K_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
オーストラリアでペニシリン不足。:米国でチオペンタールの不足もあったけど、製薬会社があまりにも熾烈なブロック・バスター開発競争に傾斜しすぎているってことは? てか、薬に限らず、どの業界でも「ドカッと儲からないものは誰も作らない、作る余裕がない、従って供給されない世の中」に向かっている……なんてことは?
http://www.canberratimes.com.au/news/local/news/health/superbug-concern-as-penicillin-runs-short/2306129.aspx?src=enews
ミズリー州が米国で初めて、教師と生徒がFacebookで直接コンタクトをとることを禁じる法律を制定。
http://link.email.washingtonpost.com/r/2GZNC0/FXR6I3/6VOSEI/1RDC72/MK50K/2V/h
2011.09.30 / Top↑
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