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夕方、なんということなくつけていたCNNで、

エジプトでアフリカからの難民が奴隷状態に置かれ、
その中から生きたまま臓器を摘出されて殺されている人がある、

そうした難民から盗まれた臓器の密売がエジプトで
武器の密売に次いで儲けの大きな商売になっている、
というニュースを見たので、

検索してみたら、以下の関連記事があった。

Refugees face organ theft in the Sinai
CNN, November 3, 2011


シナイ半島の砂漠で
腹部、特に肝臓と腎臓のあたりに不自然な縫合のある遺体が多数発見されている。

(上記記事のビデオに、
腹部に複数の大きな切開・縫合痕のある遺体の衝撃的な写真があります)

もともとエジプトはWHOから臓器売買のハブとなっていると指摘されており、

砂漠から見つかった遺体の解剖結果では
死ぬ前48時間以内に臓器が摘出されているらしい。

多くの縫合は肝臓と腎臓のあたりにある。

(とはいえ、上記ビデオの写真では
腹をぱっくり開いて採りたい放題したのでは……と
思えるほどに大きな傷が、遺体ごとに複数あります)

今回、人権団体the New Generation Foundation for Human Rightsが
これらの遺体について調査して、

カイロの医師らが関与して大がかりな臓器窃盗と密売が行われている、
アフリカからの難民が被害に遭っている、との証拠をつかんだ。

やっているのはアフリカからの密入国を手掛けるBedouin族。

Bedouin族は、
エチオピア、エリトリア、スーダンなどからの難民から
金を取ってイスラエルへ密入国させているが、
金を払えない難民は拘束して奴隷労働に従事させたり拷問したりしている。

それらの難民に麻酔をかけて
生きたまま臓器を摘出し、そのまま放置して死なせている、という。

エジプトの法医学部局の前トップで違法臓器売買の専門家である
Fakhry Saleh医師によると、

一味とつるんでいる医師らがカイロから
移動クリニックとして来て摘出しているのではないか、とのことで、

「臓器密売は武器の密売に次いで儲けの大きな商売。
麻薬や売春なんかよりも、はるかに儲かる」

CNNがコンタクトに成功したBedouin族で臓器売買に関与している人物は
「医師らは直接Sawarka一族と取引している。臓器の値段は2万ドルから」
「カイロとかまで6から8時間くらい臓器を保存するために
医師らは携帯型の冷蔵庫を持ってくる」

記事では、CNNがコンタクトをとったBedouin族の男性の
「まるで車の部品みたい」という言葉が紹介されていますが、

夕方見た番組の方では、この前に
「医師から、これとこれとが欲しい、という注文が入ると、
それらの臓器を採るのに見合った難民をこっちで品定めするんだ。
まるで車の部品みたいなもんだよ」という流れの発言でした。
2011.11.13 / Top↑
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