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Philosophy, Ethics and Humanities in Medicine誌の昨年12月号で
何人かの小児科医が、DCDドナーは臓器摘出時に死んでなどいないのだから
DCDプロトコルは一時中止とすべきだ、と主張しているとのこと。

Doctors call for a moratorium on donation after cardiac death
BioEdge, January 27, 2012


直前の「雑草引き抜くのと同じ」論文について読んだ後だけに、
こういうことを言ってくれる小児科医の存在には少しほっとしますが、

なにしろ前の論文の衝撃が大きすぎて……。


【2011年の関連エントリー】
「“生きるに値する命”でも“与えるに値する命”なら死なせてもOK」と、Savulescuの相方が(2011/3/2)
WHOが「人為的DCDによる臓器提供を検討しよう」と(2011/7/19)
UNOSが「心臓は動いていても“循環死後提供”で」「脊損やALSの人は特定ドナー候補に」(2011/9/26)
「DCDで生命維持停止直後に脳波が変動」するから「丁寧なドナー・ケアのために麻酔を」という米国医療の“倫理”(2011/11/24)
「丁寧なドナー・ケア」は医療職の抵抗感をなくしてDCDをさらに推進するため?(2011/11/24)

これまでの臓器移植関連エントリーのまとめ(2011/11/1)
2012.02.03 / Top↑
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