自殺幇助合法化ロビーが着々と住民投票に向けて動く中、MA州の障害者運動からSecond Thoughtsと題した抵抗声明が出た。下はSmithのブログ。:できたら明日訳したい。
http://www.prweb.com/releases/2012/3/prweb9251201.htm
http://www.firstthings.com/blogs/secondhandsmoke/2012/03/06/second-thoughts-disability-rights-group-opposes-assisted-suicide-in-ma/
オランダで「宅配安楽死制度」がスタートしたことについて、国際的な自殺幇助ロビー団体EXITのブログ。宅配で十分にセーフガードが機能するのか、という疑問も医師らから。:機能するわけがないと私は思う。
http://exiteuthanasia.wordpress.com/2012/03/03/assisted-suicide-at-home-is-it-safe/
OR州の尊厳死法を作った医師 Peter Goodwinがパーキンソンに似た病気で死に瀕している。パーキンソンよりも苛酷な死になるので、今後、尊厳死法を利用するのではないかと見られている。
http://www.thedailybeast.com/articles/2012/03/04/peter-goodwin-is-dying-an-assisted-suicide-doctor-invokes-law-he-built.html
スコットランドで一方的な治療停止訴訟。白血病のKathryn Beattie(13)が、04年6月21日、脳手術の後で両親の同意なく生命維持装置を切られた。母親は切るにしても、せめて司祭さんと家族がそばにいる形にしてやりたかったのに、娘はひとりで死んでいった、と。:「せめてもの温情」すら贅沢になりつつあるのか。せめて知らせてもらえば駆けつけてやれたのに、我が子がひとりで死ななければならなかった、なんて、子にとっても親にとっても、あまりにも惨い。
http://medicalfutility.blogspot.com/2012/03/kathryn-beattie-scottish-court-hears.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+MedicalFutilityBlog+%28Medical+Futility+Blog%29
http://www.dailyrecord.co.uk/news/health-news/2012/03/06/mum-hits-out-at-doctors-who-left-daughter-to-die-alone-after-turning-off-life-support-machine-86908-23776694/
一方、Rasouliさんは、ICUで頑張って持ちこたえている。回復の兆しも?
http://medicalfutility.blogspot.com/2012/03/rasouli-case-mooted-by-patients.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+MedicalFutilityBlog+%28Medical+Futility+Blog%29
【Ras(z)ouli事件関連エントリー】
「“治療停止”も“治療”だから同意は必要」とOntario上位裁判所(2011/5/17)
「患者に選択や同意させてて医療がやってられるか」Razouli裁判続報(2011/5/19)
カナダのRasouli事件、最高裁へ(2011/12/23)
米国医師会新聞の記事。タイトル「慢性的に一番カネかかってる患者は誰だ?」全体の1%の患者が米国の医療費の5分の1を使っている。この不均衡は何とかしないといかん、と。:つまりは高齢者医療の切り捨てへ、と論は展開する。もちろんのことながら。日本でもこういう話、すごくよく耳にするようになったけど、医療費は使うことが贅沢だから使いたくて使っているのと違う。できれば使わないで済むなら誰でもその方がいいけど、やむを得ず医療にかからざるを得ない。上記の子どもの虫歯の話からしても、目先の医療費を削減することは、結局、先で大きな医療出費を招くことにしかならない。これは介護でも同じ。
http://www.ama-assn.org/amednews/2012/03/05/gvsa0305.htm
死後に脳を研究目的に提供したいのに、制度の不備でかなわない、と嘆く夫婦。
http://www.guardian.co.uk/society/2012/mar/06/brain-donation-hampered-red-tape
米国の子どもの虫歯が増えて、一人の子どもの複数の虫歯を治療しなければならないので、奥歯の治療が沢山ある場合には全身麻酔をかけざるを得ない事態に。:この前、ERで歯科治療を受ける人が増えたというニュースがあった。あれと繋がっているんだと思う。経済格差の拡大が、医療格差につながり、ひどくなってから受診するから2歳半の子どもが全身麻酔で歯の治療を受ける事態になる。なんという悪循環か。
http://www.nytimes.com/2012/03/06/health/rise-in-preschool-cavities-prompts-anesthesia-use.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=edit_th_20120306
検査データのIT化で経費削減できると言うが、実際にはIT化によって、むしろ検査のオーダーが増えている、との調査結果。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/doctors-order-more-x-rays-not-fewer-with-computer-access/2012/03/05/gIQATghCtR_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
米小児科学会が男児包皮切除に関するスタンスを再検討。:Diekema、まだねばってる。
http://www.examiner.com/health-in-national/american-academy-of-pediatrics-is-re-examining-neutral-position-on-circumcision
「インフルエンザとその対策の長期変動」akihito_suzuki2000さんのブログ記事。たいへん興味深い。「抗インフルエンザ薬が劇的に効いて死亡率が下がったように見えることが事実であると同時に、その効果が引き立つような状況、インフルエンザでの死亡率が高い状況が、90年代の半ばにいったん作られたということにも注意しなければならないだろう」
http://blogs.yahoo.co.jp/akihito_suzuki2000/61714417.html
豪で大規模な洪水。
click.mail.guardian.co.uk/?qs=e432278219857c71081d431a590d049aa681328886d7074d9436cc68ea104e0c
豪で、IDチェックのためにはイスラム教徒の女性も顔を見せなければならない、とする新法。
click.mail.guardian.co.uk/?qs=ffe673df18ed3226d04f94d057df4fc6f6a3b375b38ba31beb398e6cb1362f9a
http://www.prweb.com/releases/2012/3/prweb9251201.htm
http://www.firstthings.com/blogs/secondhandsmoke/2012/03/06/second-thoughts-disability-rights-group-opposes-assisted-suicide-in-ma/
オランダで「宅配安楽死制度」がスタートしたことについて、国際的な自殺幇助ロビー団体EXITのブログ。宅配で十分にセーフガードが機能するのか、という疑問も医師らから。:機能するわけがないと私は思う。
http://exiteuthanasia.wordpress.com/2012/03/03/assisted-suicide-at-home-is-it-safe/
OR州の尊厳死法を作った医師 Peter Goodwinがパーキンソンに似た病気で死に瀕している。パーキンソンよりも苛酷な死になるので、今後、尊厳死法を利用するのではないかと見られている。
http://www.thedailybeast.com/articles/2012/03/04/peter-goodwin-is-dying-an-assisted-suicide-doctor-invokes-law-he-built.html
スコットランドで一方的な治療停止訴訟。白血病のKathryn Beattie(13)が、04年6月21日、脳手術の後で両親の同意なく生命維持装置を切られた。母親は切るにしても、せめて司祭さんと家族がそばにいる形にしてやりたかったのに、娘はひとりで死んでいった、と。:「せめてもの温情」すら贅沢になりつつあるのか。せめて知らせてもらえば駆けつけてやれたのに、我が子がひとりで死ななければならなかった、なんて、子にとっても親にとっても、あまりにも惨い。
http://medicalfutility.blogspot.com/2012/03/kathryn-beattie-scottish-court-hears.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+MedicalFutilityBlog+%28Medical+Futility+Blog%29
http://www.dailyrecord.co.uk/news/health-news/2012/03/06/mum-hits-out-at-doctors-who-left-daughter-to-die-alone-after-turning-off-life-support-machine-86908-23776694/
一方、Rasouliさんは、ICUで頑張って持ちこたえている。回復の兆しも?
http://medicalfutility.blogspot.com/2012/03/rasouli-case-mooted-by-patients.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+MedicalFutilityBlog+%28Medical+Futility+Blog%29
【Ras(z)ouli事件関連エントリー】
「“治療停止”も“治療”だから同意は必要」とOntario上位裁判所(2011/5/17)
「患者に選択や同意させてて医療がやってられるか」Razouli裁判続報(2011/5/19)
カナダのRasouli事件、最高裁へ(2011/12/23)
米国医師会新聞の記事。タイトル「慢性的に一番カネかかってる患者は誰だ?」全体の1%の患者が米国の医療費の5分の1を使っている。この不均衡は何とかしないといかん、と。:つまりは高齢者医療の切り捨てへ、と論は展開する。もちろんのことながら。日本でもこういう話、すごくよく耳にするようになったけど、医療費は使うことが贅沢だから使いたくて使っているのと違う。できれば使わないで済むなら誰でもその方がいいけど、やむを得ず医療にかからざるを得ない。上記の子どもの虫歯の話からしても、目先の医療費を削減することは、結局、先で大きな医療出費を招くことにしかならない。これは介護でも同じ。
http://www.ama-assn.org/amednews/2012/03/05/gvsa0305.htm
死後に脳を研究目的に提供したいのに、制度の不備でかなわない、と嘆く夫婦。
http://www.guardian.co.uk/society/2012/mar/06/brain-donation-hampered-red-tape
米国の子どもの虫歯が増えて、一人の子どもの複数の虫歯を治療しなければならないので、奥歯の治療が沢山ある場合には全身麻酔をかけざるを得ない事態に。:この前、ERで歯科治療を受ける人が増えたというニュースがあった。あれと繋がっているんだと思う。経済格差の拡大が、医療格差につながり、ひどくなってから受診するから2歳半の子どもが全身麻酔で歯の治療を受ける事態になる。なんという悪循環か。
http://www.nytimes.com/2012/03/06/health/rise-in-preschool-cavities-prompts-anesthesia-use.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=edit_th_20120306
検査データのIT化で経費削減できると言うが、実際にはIT化によって、むしろ検査のオーダーが増えている、との調査結果。
http://www.washingtonpost.com/national/health-science/doctors-order-more-x-rays-not-fewer-with-computer-access/2012/03/05/gIQATghCtR_story.html?wpisrc=nl_cuzheads
米小児科学会が男児包皮切除に関するスタンスを再検討。:Diekema、まだねばってる。
http://www.examiner.com/health-in-national/american-academy-of-pediatrics-is-re-examining-neutral-position-on-circumcision
「インフルエンザとその対策の長期変動」akihito_suzuki2000さんのブログ記事。たいへん興味深い。「抗インフルエンザ薬が劇的に効いて死亡率が下がったように見えることが事実であると同時に、その効果が引き立つような状況、インフルエンザでの死亡率が高い状況が、90年代の半ばにいったん作られたということにも注意しなければならないだろう」
http://blogs.yahoo.co.jp/akihito_suzuki2000/61714417.html
豪で大規模な洪水。
click.mail.guardian.co.uk/?qs=e432278219857c71081d431a590d049aa681328886d7074d9436cc68ea104e0c
豪で、IDチェックのためにはイスラム教徒の女性も顔を見せなければならない、とする新法。
click.mail.guardian.co.uk/?qs=ffe673df18ed3226d04f94d057df4fc6f6a3b375b38ba31beb398e6cb1362f9a
2012.03.14 / Top↑
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