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オーストラリアでWesley Mission により
精神障害のある人をケアする1000人のケアラーを対象とした調査結果が報告されている。

それによると

自身の心身の健康に有害な影響を報告したケアラーはほとんど90%で、

家族や友人との関係に悪影響があったとするケアラーは4人に1人。

仕事や経済状況が悪化したとする人が60%。

43%が10年以上、ケアラー役割を担っている。

気がかりなデータとして、
約3割のケアラーが家族の暴力を経験していることで、

特に統合失調症や双極性障害などの複雑な障害のある人をケアしている人でリスクが高い。
また女性のケアラーが特に被害に遭いやすい。

さらにケアラーの3分の1が
助けを求めることに憶したことがある、と答えた。

報告書 Keeping minds well: caring till it hurts では
ケアラー・サポートに関して、

GPその他の専門職にケアラーについてもっと教育を行う、
緊急時のレスパイトサービスを増やす、
自らの法的権利についてケアラーに教育を行う、など、

8点の提言を行っている。

Sticking with you:carers in the spotlight
The Sydney Morning Herald, May 14, 2012


報告書のサイトに行ってみようと yahoo!7 で検索をかけてみたのですが、
今の段階でヒットするのは報道のみのようです。
2012.05.27 / Top↑
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