2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
去年、以下のエントリーで取り上げた大会がいよいよ始まるようです。

死ぬ権利協会世界連合、来年チューリッヒで世界大会(2011/8/28)

世界中の55団体から約100人が参加予定。
(日本尊厳死協会もメンバーなので参加するものと思われます)

スイスの自殺幇助機関EXITによれば、

議題になる中には、
フランスの新大統領 Francois Hollande氏が選挙公約に挙げていた
ターミナルな人に対する自殺幇助の合法化や、

また、英国の専門家委員会がイングランドとウェールズでの
自殺幇助合法化を提言したことなどが含まれる、とのこと。

招かれる講演者の中には 
英国の「活動家」Debbie Purdy、
米国の弁護士 George Felos、
それから米国のアルツハイマー病患者でSF作家 Terry Pratchettら。

Right-to-die groups hope for laxer laws in Europe
AP, June 12, 2012


Hollande氏の公約については、こちら ↓
フランスの大統領候補が「当選したら積極的安楽死を合法に」(2012/2/6)

また英国の「専門家委員会」とされているものは、
もともと合法化ロビーのFalconer議員を委員長に
たいそう恣意的に組織された単なる民間の委員会で、
それについては、以下に ↓
英国Falconer委員会「自殺幇助合法化せよ」提言へ(2012/1/2)


実は今朝、ウォーキングしながら、なぜか、ふと
「そういえばデビー・パーディさんは最近どうしているんだろう」と頭に浮かび、
あれこれと考えてしまったところだったので、
この記事にお名前を発見し思わず笑ってしまいました。
まぁ、ご健在で何よりですが、

10年2月の自殺幇助起訴ガイドラインを作らせた“功績者”である
パーディさんについては、以下に ↓
MS女性、自殺幇助に法の明確化求める(2008/6/27)
親族の自殺協力に裁判所は法の明確化を拒む(2008/10/29)
自殺幇助希望のMS女性が求めた法の明確化、裁判所が却下(2009/2/20)
Debby PurdyさんのBBCインタビュー(2009/6/2)
自殺法改正案提出 Falconer議員 Timesに(2009/6/3)
MSの教育学者がヘリウム自殺、協力者を逮捕(英)(2009/6/26)
作家 Terry Pratchett ”自殺幇助法案”を支持(2009/7/1)
英国医師会、自殺幇助に関する法改正案支持動議を否決(2009/7/2)
英国上院、自殺幇助に関する改正法案を否決(2009/7/8)
Purdyさんの訴え認め、最高裁が自殺幇助で法の明確化を求める(2009/7/31)
Purdy判決受け、医師らも身を守るために方の明確化を求める(2009/8/15)
法曹関係者らの自殺幇助ガイダンス批判にDebbie Purdyさんが反論(2009/11/17)
Debbie Purdyさんが本を出版(2010/3/22) 


作家の Pratchett氏については、こちら↓
作家 Terry Partchett “自殺幇助法案”を支持(2009/7/1)
自殺幇助ガイドラインに、MSの科学者とアルツハイマーの作家それぞれの反応(2009/9/23)
作家 Pratchette氏「自殺幇助を個別に検討・承認する委員会を」(2010/2/2)
Pratchett氏の「自殺幇助委員会」提言にアルツハイマー病協会からコメント(2010/2/3)
BBC、人気作家がALS患者のDignitas死に寄り沿うドキュメンタリーを作成(2011/4/15)


【13日追記】
その後、あれこれと出ている報道の一部を追記。
http://www.news24.com/World/News/Zurich-hosts-euthanasia-debate-20120612
http://www.reuters.com/article/2012/06/12/us-swiss-assistedsuicide-idUSBRE85B1ES20120612
http://www.foxnews.com/world/2012/06/12/right-to-die-groups-hope-for-laxer-laws-in-europe/
2012.06.19 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://spitzibara.blog.2nt.com/tb.php/2973-cc878c9c