無益な治療ブログのThaddeus Popeが「英国のRasouli事件」だと言っていたMr. Lの無益な治療訴訟で、イスラム教徒の教えに反すると抵抗する家族の訴えを裁判所が却下して、「意味のある生の延命にならないなら」治療は中止すべきだと医師サイドの言い分を認めた。Right to life 事件。「生きる権利訴訟」なのね。こういうのは。「死ぬ権利」と比べると、なんとも地味。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-19873175
英国人の妻を持つ米国人ジャーナリストが、義理の父親の死に際して、英国の病院ではリヴァプール・ケア・パスウェイ(LCP)が既に当たり前となっている状況を紹介し、英国型の死に方を推奨している。:いきなり「もうできることはありません」と医師が患者に宣告する場面を紹介しておきながら、記事途中では「LCPは患者の選択の問題」はないんじゃないか、と思うけど。
http://www.nytimes.com/2012/10/08/opinion/keller-how-to-die.html?pagewanted=all
【関連エントリー】
“終末期”プロトコルの機会的適用で「さっさと脱水・死ぬまで鎮静」(英)(2009/9/10)
「NHSは終末期パスの機会的適用で高齢患者を殺している」と英国の大物医師(2012/6/24)
英国の終末期パスLCPの機会的運用問題 続報(2012/7/12)
ジンバブエから英国に渡り住み込み介護者として働いていた女性Ntando Moyoさん(35)が、住み込み先の家のシャワー室で死んでいるのが見つかった。捜査しても原因は不明のまま、というのだけれど、家族は捜査に不満。怒っている。: 非常に気がかりな記事。2006年に既に東南アジアからカナダへの介護者の出稼ぎは人権侵害、事実上の奴隷制度として問題となっていた。(関連は以下にリンク)そういう人たちの不審死だから……ということはあってはならないけれど。
http://www.newzimbabwe.com/news-9240-Carers+death+in+shower+unexplained/news.aspx
【関連エントリー】
“現代の奴隷制”輸出入される介護労働(2009/11/12)
世界の「奴隷労働」を、拾った記事から概観してみる(2011/1/20)
Telecare(テクノロジーによる遠隔介護)は「介護者支援」とアピールする記事がこの前から目につく。:いつか、これが「介護者支援」として売り込まれていくだろうことは前から予想していたけど、やっぱりそれは似て非なるものじゃないかと思う。
http://www.ukauthority.com/Headlines/tabid/36/NewsArticle/tabid/64/Default.aspx?id=3825
【関連エントリー】
「サイボーグ患者宣言」(2008/6/19)
「患者の手を握って励ます人造の手ロボット」を考えた(2008/11/4)
「尿吸飲ロボ」から“QALY時代の排泄ケア”を想像してしまった……(2010/2/20)
「洗車機とUFキャッチャーでオムツ交換ロボットできる」と言う工学者の無知(2010/4/5)
テクノロジーによる遠隔介護支援システム(米国)「介護保険情報」2010年9月号
米国で認知され始めた「介護の力」「介護保険情報」2011年2月号
英国の地方自治体が介護者実態調査。
http://www.hartlepoolmail.co.uk/news/local/council-survey-on-carers-is-launched-1-4994196
心臓病リスク抱えた高齢者でアスピリンが認知症の症状を遅らせる?: アスピリンとスタチンとビタミンD。3種の神器ならぬ3種の万能薬。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/251160.php
NYT。ADHDの治療薬が障害のない子どもに成績向上の目的で用いられている。
Attention Disorder or Not, Pills to Help in School: Drugs that normally are used to increase focus are used in some cases simply to improve performance in school.
【関連エントリー】
ADHD治療薬の“スマート・ドラッグ”利用を解禁せよ、とNorman Fost(2010/12/28)
NYT。医療現場で医師たちが診断を下し、治療法を選択するのにiPadやスマホなどのテクノロジーが不可欠になりつつある。その他にも、患者の行動モニターに使うなど、医療におけるテクノロジー関連の記事が4,5本あるみたい。
Redefining Medicine With Apps and iPads: Technology has given cilinicians new tools to diagnose symptoms, decide treatment and to share information, changing what it means to be a doctor or a patient.
アブ・ダビで開かれるメディア・サミットの基調講演はビル・ゲイツ。関連は ⇒ゲイツ財団のメディア・コントロール(2010/10/21)
http://www.chicagotribune.com/entertainment/sns-201209271353reedbusivarietynvr1118059941-20120927,0,4750246.story
ワシントンDC近郊でホームレスが増えてシェルターが満杯。行き場のないホームレスが増えている。
http://www.washingtonpost.com/local/with-shelters-full-homeless-families-have-no-where-to-go/2012/10/07/b03f2800-0f18-11e2-a310-2363842b7057_story.html
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-19873175
英国人の妻を持つ米国人ジャーナリストが、義理の父親の死に際して、英国の病院ではリヴァプール・ケア・パスウェイ(LCP)が既に当たり前となっている状況を紹介し、英国型の死に方を推奨している。:いきなり「もうできることはありません」と医師が患者に宣告する場面を紹介しておきながら、記事途中では「LCPは患者の選択の問題」はないんじゃないか、と思うけど。
http://www.nytimes.com/2012/10/08/opinion/keller-how-to-die.html?pagewanted=all
【関連エントリー】
“終末期”プロトコルの機会的適用で「さっさと脱水・死ぬまで鎮静」(英)(2009/9/10)
「NHSは終末期パスの機会的適用で高齢患者を殺している」と英国の大物医師(2012/6/24)
英国の終末期パスLCPの機会的運用問題 続報(2012/7/12)
ジンバブエから英国に渡り住み込み介護者として働いていた女性Ntando Moyoさん(35)が、住み込み先の家のシャワー室で死んでいるのが見つかった。捜査しても原因は不明のまま、というのだけれど、家族は捜査に不満。怒っている。: 非常に気がかりな記事。2006年に既に東南アジアからカナダへの介護者の出稼ぎは人権侵害、事実上の奴隷制度として問題となっていた。(関連は以下にリンク)そういう人たちの不審死だから……ということはあってはならないけれど。
http://www.newzimbabwe.com/news-9240-Carers+death+in+shower+unexplained/news.aspx
【関連エントリー】
“現代の奴隷制”輸出入される介護労働(2009/11/12)
世界の「奴隷労働」を、拾った記事から概観してみる(2011/1/20)
Telecare(テクノロジーによる遠隔介護)は「介護者支援」とアピールする記事がこの前から目につく。:いつか、これが「介護者支援」として売り込まれていくだろうことは前から予想していたけど、やっぱりそれは似て非なるものじゃないかと思う。
http://www.ukauthority.com/Headlines/tabid/36/NewsArticle/tabid/64/Default.aspx?id=3825
【関連エントリー】
「サイボーグ患者宣言」(2008/6/19)
「患者の手を握って励ます人造の手ロボット」を考えた(2008/11/4)
「尿吸飲ロボ」から“QALY時代の排泄ケア”を想像してしまった……(2010/2/20)
「洗車機とUFキャッチャーでオムツ交換ロボットできる」と言う工学者の無知(2010/4/5)
テクノロジーによる遠隔介護支援システム(米国)「介護保険情報」2010年9月号
米国で認知され始めた「介護の力」「介護保険情報」2011年2月号
英国の地方自治体が介護者実態調査。
http://www.hartlepoolmail.co.uk/news/local/council-survey-on-carers-is-launched-1-4994196
心臓病リスク抱えた高齢者でアスピリンが認知症の症状を遅らせる?: アスピリンとスタチンとビタミンD。3種の神器ならぬ3種の万能薬。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/251160.php
NYT。ADHDの治療薬が障害のない子どもに成績向上の目的で用いられている。
Attention Disorder or Not, Pills to Help in School: Drugs that normally are used to increase focus are used in some cases simply to improve performance in school.
【関連エントリー】
ADHD治療薬の“スマート・ドラッグ”利用を解禁せよ、とNorman Fost(2010/12/28)
NYT。医療現場で医師たちが診断を下し、治療法を選択するのにiPadやスマホなどのテクノロジーが不可欠になりつつある。その他にも、患者の行動モニターに使うなど、医療におけるテクノロジー関連の記事が4,5本あるみたい。
Redefining Medicine With Apps and iPads: Technology has given cilinicians new tools to diagnose symptoms, decide treatment and to share information, changing what it means to be a doctor or a patient.
アブ・ダビで開かれるメディア・サミットの基調講演はビル・ゲイツ。関連は ⇒ゲイツ財団のメディア・コントロール(2010/10/21)
http://www.chicagotribune.com/entertainment/sns-201209271353reedbusivarietynvr1118059941-20120927,0,4750246.story
ワシントンDC近郊でホームレスが増えてシェルターが満杯。行き場のないホームレスが増えている。
http://www.washingtonpost.com/local/with-shelters-full-homeless-families-have-no-where-to-go/2012/10/07/b03f2800-0f18-11e2-a310-2363842b7057_story.html
2012.10.21 / Top↑
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