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30日に、気になるニュースに遭遇。

米西部の農場で無認可の遺伝子組み換え小麦
読売新聞 5月30日


これ、目立たないニュースですが、
実はものすごく深刻な事態を知らせていると思う。

ただ、今しばし英語で詳細を調べてみる余裕がないし、
日本の新聞記事はすぐに消えるので、とりあえず以下にコピペしておく。

 【ワシントン=中島達雄】米農務省は29日、米西部オレゴン州の農場から、無認可の遺伝子組み換え小麦が見つかったと発表した。

 この品種は米モンサント社が1998年から2005年にかけ、同州など16州で試験栽培していた。米食品医薬品局(FDA)が04年に安全性を確認しており、食べても問題はないが、同省はこの小麦がどこから来たのかを調べる。

 モンサント社は「農務省の調査に全面的に協力する」との声明を出した。同社はこの品種には商業的な魅力がないとみて、試験栽培だけで開発を中止。栽培や販売は認可されていない。

 オレゴン州の農家が農薬を散布した農場に小麦が生えているのを見つけ、4月末に地元のオレゴン州立大に検査を依頼、遺伝子組み換え小麦と判明した。農務省も独自の調査で、モンサント社の遺伝子組み換え品種と確認した。


田中宇が今日、この問題について
遺伝子組み換えの政治懸念という文章を出している。

田中氏の文章の趣旨からすれば前提説明のところに過ぎないけど、
以下のように書かれている。

遺伝子組み替え品は、食品としての安全性が確立していない。事実上、全人類を対象に人体実験の最中といえる。モンサントや、その息のかかった「専門家」や 政府筋の人々は「安全だ」と言うが、その宣言は、モンサントのロビー活動の結果であるという疑いをぬぐえない(除草剤抵抗小麦は、枯れないというだけで、 除草剤をたっぷりかけられている。殺虫剤をかけても死なないゴキブリを粉にして焼いたクッキーを食べるイメージだ)。最近、欧米をはじめとする世界の52 カ国436都市で、モンサントの遺伝子組み替え種子の使用に反対する市民団体のデモや集会が開かれている。特に欧州人が強く反対している。
(ゴチックはspitzibara)


当ブログでモンサントについて情報を集めてあるのは、こちらのエントリーで、
上の文章のゴチック部分がまさに「同じ構図」と思えるところ ↓

「アグリビジネス」の後ろにはワクチン推進と同じ構図が見える(2011/10/5)


またモンサントについて、
とても詳しく分かりやすい日本語の記事を書いてくださっている方のブログがこちらの ↓
モンサント社は何をしようとしているのか
yamachanblog, 2011.06.22

田中康夫もブログでモンサントのあくどいショーバイについて書いている。
http://ch.nicovideo.jp/yassy/blomaga/ar108115




【その他、関連エントリー】
ゲイツ財団がインドで目論んでいるのはワクチン普及だけでなくGM農業改革も(2011/4/16)
“大型ハイテクGM強欲ひとでなし農業”を巡る、ゲイツ財団、モンサント、米国政府、AGRAの繋がり(2011/10/27)
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2013.06.07 / Top↑
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