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レベッカ事件とは、

双極性障害で抗精神病薬を処方される2―5歳児が倍増(2010/1/16)
2歳で双極性障害診断され3周対もの薬を処方されたRebeccaちゃん死亡事件・続報(2010/2/22)


米国マサチューセッツ州(かのBiederman医師のおひざ元)で起きたこの事件で

2歳のレベッカちゃんに多動があるとして薬を処方し始めて、
3歳の時に双極性障害を診断し、3種類もの強力な向精神薬を適用外処方したのが
日本人の木藤香代子医師。

レベッカちゃんの死後、一時は医師ライセンスを停止されたのだけれど、
裁判では無罪となった。

その木藤医師が、日本に帰ってきて診療していることを
いつもお世話になっているkebichan55さんの以下のブログ・エントリーで知った。

子どもを狙え! 精神医療産業の戦略
ブログ「精神科医の犯罪を問う」 2013/5/29


米国の「ファーマゲドン」で起こってきた恐ろしいことの数々は
日本では全くと言っていいほど報道されることはない。

その一方で、アベノミクスは
最先端医療だ、創薬だ、農業改革だと
グローバル強欲ひとでなしネオリベ金融慈善資本主義に
政治の魂を――国民の生命を守る義務と一緒に――売り渡したと見える……。



【いわゆる“Biedermanスキャンダル”関連エントリー】
著名小児精神科医にスキャンダル(2008/6/8)
著名精神科医ら製薬会社からのコンサル料を過少報告(2008/10/6)
Biederman医師にさらなる製薬会社との癒着スキャンダル(2008/11/25)
Biederman医師、製薬業界資金の研究から身を引くことに(2009/1/1)

【その他、08年のGrassley議員の調査関連】
抗ウツ剤めぐる研究者と製薬会社の癒着スキャンダル報告書(米国)(2008/11/17)
抗ウツ剤めぐる研究者と製薬会社の癒着スキャンダル報告書 Part2(2008/11/23)
今度はラジオの人気ドクターにスキャンダル(2008/11/23)

最近のものでは例えば、↓
「製薬会社に踊らされて子どもの問題行動に薬飲ませ過ぎ」と英国の教育心理学者(2011/1/18)
ジェネリックを売らせないビッグ・ファーマの「あの手この手」が医療費に上乗せられていく(2011/11/15)

“オピオイド鎮痛剤問題”の裏側(米)(2012/10/20)
ファーマゲドン: オピオイド鎮痛剤問題のさらなる裏側(2013/1/4)

製薬会社資金に信頼性を失っていく治験データ……Avandiaスキャンダル(2012/11/30)


あと、この問題を一貫して調査し報道しているProPublicaのシリーズの一つがこちら。↓
(ここにも鎮痛剤関連のスキャンダルが出てきています)
ProPublicaが暴く「ビッグ・ファーマのプロモ医師軍団の実態」(2010/11/2)


ついでに追加で、

【骨減少症関連エントリー】
骨減少症も“作られた”病気?……WHOにも製薬会社との癒着?(2009/9/9)
更年期は、ビッグ・ファーマの提供でお送りしました……(2009/12/14)
ビッグ・ファーマが当てこむ8つの“でっちあげ病”(2010/4/17)

【米不整脈学会、高血圧学会を巡るスキャンダル関連エントリー】これもGrassley議員の調査で明らかに
学会が関連企業相手にショーバイする米国の医療界(2011/5/11)
1つの病院で141人に無用な心臓ステント、500人に入れた医師も(2011/5/15)
2013.06.07 / Top↑
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