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アフリカの貧困地区が先進国の有害ゴミの捨て場所になった3年前の事件について
これまで、以下の2つのエントリーで触れてきましたが、


この事件で、まだ続いている損害賠償集団訴訟があって、
その原告の数、なんと英国の裁判史上最多の3万人以上。

有害廃棄物を送り出した英国拠点のTrafigureは
現地で廃棄作業を請け負ったTommyの責任だとして
15人の死者を出したこの事件のライアビリティをいまだに認めていませんが
ここへ来て原告それぞれに1000ポンド以上の和解金を提案。
被害者たちもやっと医療費を支払うことが出来そうだ、とのニュース。

しかし、一方で、
一時的な症状の人だけが和解の対象となって
被害の大きな慢性の障害を負った人への賠償が無視されるのでは、との懸念も。

さらに、国連の人権関連機関から今週
15人の死を直接的に廃棄と結びつける報告書が出されたり、

同じく今週リークされた同社の内部メールで
社員は廃棄物の毒性を認識していたことも明らかになっている。

Trafiguraと繋がりのある下院の保守党幹部は同社との繋がりを絶つ、と。



数日前にも、似たような重大なニュースがあったばかりで、
こちらは核廃棄物が違法に海に捨てられている、という怖い話。

Mafia ‘sank ships of toxic waste’
The BBC, September 16, 2009

カリブのマフィアが、イタリア沖で核廃棄物を積載した船を海に沈めた、と内通者があり、
警察が捜査中。

どうも、船に乗せては爆破して海に沈めるのが
マフィアによる違法な廃棄手段となっているらしい。

いったい、どこの国の──?

それに、海の安全は、食の安全は──?
2009.09.19 / Top↑
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