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人工呼吸器をつけた子の親の会バクバクの会から
昨夜出された要請文。

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 【再要請】 臓器移植法改悪反対の声を参議院へ!

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◆わたしたちは「脳死」が「人の死」だとは思いません!

◆脳死判定は絶対的な状態を判定できるものではありません。

◆参院厚生労働委員会で、森岡正博参考人が指摘されたように、「無呼吸テストを厳密に実施した脳死判定で、脳死のこどもの3割以上が長期脳死になっており、2割は100日以上、心臓が動いている」という厳然たる事実があります。

◆「脳死」を「人の死」とされれば、臓器提供以外の場面でも必ず影響があります。

◆「脳死」を「人の死」とされれば、安易な治療差し控えや打ち切り、そして尊厳死へと必ずつながっていきます。難病や重度障害を持って生きることも否定する社会風潮となります。欧米の例が証明しています。

◆命も臓器も本人のものです。本人の意思と家族の意思が同じとは限りません。家族といえども本人にとって最良の代諾者とはなりえません。

◆意思表示の困難な子どもや重度障害のひとたちが拒否できない法律は間違っています。


「欧米の例が証明しています」の部分については、
当ブログがその実例のいくつかを拾っていると思うので、
直接的に臓器移植と関連したものだけ一部をまとめた4月21日のエントリーを以下に再再掲。

以下、4月21日のエントリーの再掲に、
最後に1つ最近のエントリーへのリンクを追加しました。

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夕方のニュースで日本の脳死・臓器移植法改正の問題が取り上げられていたのを機に、
当ブログ開設からの2年間に取り上げた臓器移植関連の海外ニュースをまとめてみました。

日本ではあまり報道されることはありませんが、
世界では(といっても読んでいるのが英語ニュースなので英米が中心になりますが)
こんなことが起こっている……というのを知った上で考えるのと
知らないままで考えるのとでは、
かなり話は違ってくるのではないかと
夕方のニュースを見ながら思ったので。


【Navarro事件 関連エントリー】

臓器ほしくて障害者の死、早める?
Navarro事件で検察が移植医の有罪を主張(2008/2/28)
臓器移植で「死亡者提供ルール」廃止せよと(2008/3/11)
Navarro事件の移植医に無罪:いよいよ「死亡提供ルール」撤廃へ? (2008/12/19)


【Hannah事件 関連エントリー】

13歳少女、延命効果なくても心臓移植やりたがる医師にNO(英)(2008/11/14)
Hannahの移植拒否報道に思うこと(2008/11/15)


【Kaylee事件 関連エントリー】

心臓病の子の父に「うちの子の心臓を上げる」と約束してヒーローになった重症児の父、呼吸器はずしても生きるわが子に困惑
Kaylee事件について障害者人権アドボケイトからプレスリリース
What Sorts ブログのKaylee事件エントリー


【救済者兄弟 関連エントリー】
救済者兄弟:兄弟への臓器提供のために遺伝子診断と生殖補助技術で生まれる子ども

”救済者兄弟”
英国の”救済者兄弟”事情 追加情報
兄弟間の臓器移植 Pentz講演
臓器目的で子ども作って何が悪い、とFost
「わたしのなかのあなた」から
「わたしのなかのあなた」から 2
「わたしのなかのあなた」から 3


【その他 臓器移植関連エントリー】

臓器移植で「死亡提供者ルール」廃止せよと(2008/3/11)

移植臓器不足は誇張されていた(2008/3/26)

脳死宣告された男性が回復し「気分良好」と(2008/4/3)

死体の闇売買のため障害者を狙って殺害(中国)(2008/9/11)

「植物状態」5例に2例は誤診?(2008/9/15)

心臓を停止から75秒で摘出・移植しているDenver子ども病院(2008/10/14)

ブタの臓器10年後には人間への移植可能に?(2008/11/8)

”息をする死体”に過ぎない植物状態の人は実験利用に、と2006年から(2009/4/16)

「臓器提供に家族の同意得るためには医師はコーディネーター伴って」と(2009/4/22)

「脳死」概念は医学的には誤りだとNorman Fost(2009/6/8)
2009.07.09 / Top↑
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