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これまでにDignitasの会員登録をしている英国人は約800人で
そのうち34人は既に医師とDignitas創設者 Ludwig Minelli氏との面接を終え、
Dignitas言うところの“予備承認”(provisional green light)を得ている。

そのうち1人は近くDignitasで自殺を実行することになっており、
他に4人はいったん日時を決定したものの延期。
残り29人はまだ日時を決めていない。

さらにスイスの医師が面接したところ
不治の病でない、または意思決定を行える精神状態にないとの理由で断られた人が4人。

Dignitasによると
2003年にDignitasで自殺した英国人は15人。
2006年には26人。
2008年1-5月の間に8人。
その後の1年間に23人とのこと。

Dignitasの会員登録をする英国人は2002年から10倍に増加。

英国議会では来週にも the Coroners and Justice Bill改正法案が提出される見通しで、
このところ盛んになっている1961年の自殺法(自殺幇助を14年以下の禁固刑)の改正議論に
さらに拍車がかかりそうだ。

といっても現在の法改正議論の論点は
去年からMS患者のDebby Purdyさんが明確化を求め続けているように
Dignitasに自殺希望者を連れて行く家族や友人が自殺幇助罪に問われない方向でのもの。


2009.06.01 / Top↑
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