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「我々はみんな人間です。
私も人間です。
だから私もパーフェクトではありません。

特定のフライトで私が誰かを悲しい目に合わせたのだったら、
アイムソーリー。謝ります。

誰だって過ちを犯します。皆さんの首相だって同じです」

と、超特急の切り口上ながら、記者会見で謝罪。

事前の連絡がうまくいっていなかったらしくて
機内で自分が予め希望していたはずの食事を出せないと言われて腹を立て
23歳のキャビン・アテンダントを泣かせたんだとか。

去年の6月にも
あったかい食事を食べたいのにサンドイッチしかないことに
大いに機嫌を損ねたことがあったそうで。

Rudd sorry for air hostess blast
The Canberra Times, March 3, 2009

どーでもいいといえば、どーでもいいニュースで、
記事のリンクにある記者会見ビデオを見たら
冒頭の謝罪の言葉は、いっぱい言い訳をした後に、
いかにも開き直った「はい、もう、これでいいでしょ」的早口ではあるのだけど、

Biederman医師が製薬会社にブイブイいわしていたり
Ashlely父がシアトル子ども病院で
独善的ワガママで医師らの倫理観を強引にねじ伏せてたり……とまでいかなくても、

いわゆる“エラい人”が「自分はエラいのだ!」と自覚してしまうと
人を人とも思わない言動をとるというのは
たぶん、どこの分野でも誰の身近でもゴロゴロしている話なのに、

一国の首相のワガママがこうしてマスコミに漏れて、
こうして取り上げられて首相が謝る
(謝罪しなければならないところへ追い込まれる?)というのが

ちょっとチャーミングな話に思えたもので。
2009.04.05 / Top↑
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