2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
Londonの自治区の1つ北東London ボロウでは
2012年の1月をもって例外的な事情がない限り
スモーカーには養子縁組をして養親となることを認めないと
区議会が決定。

スモーカーの家庭では
ベビーベッドでの突然死、ぜんそく、中耳炎、肺炎、気管支炎のリスクが高いことから
子どもたちを副流煙による受動喫煙の害から守るため。

しかし、養子縁組を支援するチャリティ、the Fostering Networkでは
子どもたちにタバコのない環境を提供するという意味では良いことだが、
スモーカーを一斉に排除してしまうと
善良な人が養親になれなくなる、と危惧。

また、スモーカーの権利擁護団体Forestは、
喫煙者にスティグマを作って社会から疎外しようとするものだ、と批判。

Smokers are banned from fostering
The BBC, November 5, 2008


そのうち、肥満の人も「養子はダメ」という話になるかもしれませんね。
食生活が子どもの健康に悪そうだから。

酒飲みも悪影響防止で「養子はダメ」で、

夜型の生活をしている人もダメで、
寝る前に歯を磨かない人もダメで、
家の中が散らかって埃だらけの人もダメで、

あ、もちろん
出回っている病気予防のあまたのワクチンを残らず受けていない人もアウト。

あまり家の外で太陽の光を浴びない生活をしている人は
そういう生活では子どももビタミンDが不足して
深刻な病気になる確率が高いから、やっぱりダメだけど、
養子にした子どもにサプリを飲ませると誓約書を書けばOK。

案外、養子縁組だけではなくて、自分の子どもを産むにも、
これだけの条件を満たしていなかったら許可が下りない……なんて日もくるのかも?
2008.11.05 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://spitzibara.blog.2nt.com/tb.php/1088-474c86c6