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the Screen Actors Guildを始め米国の映画、テレビ、ラジオ関連の労働組合などが共同で
Inclusoin in the Art & Media of People with Disabilitis(I AM PWD)と銘打った
障害者の人権キャンペーンに乗り出すことを発表しています。

メディアで働く人の中に障害のある人が少なすぎて、
障害者の姿が見えなくなってしまっている、

その結果、これまでメディアに描かれてきた障害者像も
限定的なステレオタイプにのっとったものが多い、として、

オーディションへのアクセスの検討など
障害者の就労に対策を講じるというもの。

Hollywood performers unveils disability rights initiative
PatriciaE Bauer NEWS & COMMENTARY ON DISABILITY ISSUES
October 6, 2008


ハリウッド映画 Tropic Thunderの知的障害者差別問題では
映画製作・配給側が障害者団体からの抗議を
態度を硬化させて撥ね付けているような印象があったし、
監督のStillerの発言は障害者への無理解を余計に暴露していたり、
出演した俳優の中には開き直って暴言を吐く人までいたりと、
心を痛めることが多かったのですが、

多くの人が憤り、抗議し、差別される側の傷みを語り、問題点を指摘し続けたことが
決して無駄にならなかった、
こうして1つの動きを産んだのだと思うと嬉しい。

声が跳ね返されずに相手に届く、受け止められる、ということが
また声を上げてみよう、自分も小さな声を出してみようという勇気に繋がる。

この問題で果敢な抗議を続けた米国の多くの障害者や家族にねぎらいと拍手を。
抗議の声を受け止めて、前向きな行動につなげたハリウッドの関係者にも。

ちなみにTropic Thunderの日本公開は11月15日だそうです。


【関連エントリー】
「障害者いじめてもいい」とメッセージ送るとThunder批判
批判の火付け役BauerさんのThunder批判
その他「切り捨てられていく障害児・者」の書庫に。
2008.10.09 / Top↑
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