ロンドンの研究者が
3歳の子どもと5歳の子どもの発達テストの結果を親の所得階層別に比較したところ
この2年間で
テストの出来が最も良くて最も貧乏な階層の子どもと
テストの出来が最も悪くて最も富裕な階層の子どもの差が
顕著に縮まっていることが分かった、というニュース。
3歳の子どもと5歳の子どもの発達テストの結果を親の所得階層別に比較したところ
この2年間で
テストの出来が最も良くて最も貧乏な階層の子どもと
テストの出来が最も悪くて最も富裕な階層の子どもの差が
顕著に縮まっていることが分かった、というニュース。
しかも所得格差そのものは
70年代、80年代から変わっていない、とも。
70年代、80年代から変わっていない、とも。
どういう発達テストなのか詳細が分からないし、
そう単純に子どもの将来的な成長や変化を決め付けられるものではないと
この研究結果に疑問を投げかける政府の見解にも一理あるとは思うのですが、
この研究結果に疑問を投げかける政府の見解にも一理あるとは思うのですが、
一方で遺伝子診断やデザイナーベビーなど
新興テクノロジーによって「より健康でより頭のいい子どもを」と望む親や
そうした技術を駆使して人類全体の能力の底上げを望む人たちがいることを思えば、
新興テクノロジーによって「より健康でより頭のいい子どもを」と望む親や
そうした技術を駆使して人類全体の能力の底上げを望む人たちがいることを思えば、
そしてその是非がきちんと議論される前に
技術を利用するだけの財力のある人は我先にやってしまう現実が
既に存在することを考えれば、
技術を利用するだけの財力のある人は我先にやってしまう現実が
既に存在することを考えれば、
この研究は
強い者がより強くなり、
弱い者がさらに切り捨てられていく世界という現在の方向性をこそ
言い当てているのかもしれないし、
強い者がより強くなり、
弱い者がさらに切り捨てられていく世界という現在の方向性をこそ
言い当てているのかもしれないし、
もしそうだとしたら、
親の財力によって子どもの能力に差ができるという傾向は
この先も強くなることはあっても弱まることはないのかもしれない……と。
親の財力によって子どもの能力に差ができるという傾向は
この先も強くなることはあっても弱まることはないのかもしれない……と。
それはおそらく
親の財力によって子どもの健康状態にも差ができる
ということでもあるのでしょうね。
親の財力によって子どもの健康状態にも差ができる
ということでもあるのでしょうね。
――――――
ドバイの映像をテレビで見かけるたびに
私はつい頭に思い描いてしまうのですが、
私はつい頭に思い描いてしまうのですが、
将来的には世界人口の1~2%程度の超富裕層が
あの、どこもかしこも人工の町に集まって支配層を形成し、
あの、どこもかしこも人工の町に集まって支配層を形成し、
当然そこには高齢者も病人も障害者もいないのだろうし、
その1~2%の超富裕層の生活と欲望を支える社会機能とサービスとを
世界中の各国が分担して提供するという形で世界経済が動いていたりして……?
世界中の各国が分担して提供するという形で世界経済が動いていたりして……?
例えば英国は特に生殖・クローニングを中心に担う「世界の病院」となり、
(その頃には労働者階級は子どもを産むことを禁じられて
それぞれの仕事に適した、つまり支配層が搾取しやすい遺伝形質を持つ
人間のクローンが大量生産されるのかも)
それぞれの仕事に適した、つまり支配層が搾取しやすい遺伝形質を持つ
人間のクローンが大量生産されるのかも)
その他分野で富裕層の超人類化を担う科学と技術の研究所が米国。
いかに超人類となってもいずれは衰えて死ぬから、
衰退期に入った富裕層は「世界の老人ホーム」東南アジアが手厚く介護し看取る。
(もしくは手厚く安楽死させる。)
衰退期に入った富裕層は「世界の老人ホーム」東南アジアが手厚く介護し看取る。
(もしくは手厚く安楽死させる。)
富裕層に食を供給するのがイタリア・フランス・中国で、
(素材はクローン技術でできた肉や野菜かもしれませんが)
(素材はクローン技術でできた肉や野菜かもしれませんが)
日本は……なにをするんだろう??
もしやゲーム・アニメ・歌舞伎など各種エンターテインメント担当……?
もしやゲーム・アニメ・歌舞伎など各種エンターテインメント担当……?
2008.03.02 / Top↑
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