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Kalamazoo Gazetteの記事で触れられていた、
Calvin大学同窓会誌 Spark 2007年冬号で
Diekema医師が延々とAshleyケースについて語っている記事はこちら

タイトルは「アシュリーの物語を語る(Telling Ashley’s Story)」。
何しろ長いです。

長い割りに内容が空疎だというのは相変わらずなのですが、
Ashleyの父親に関して非常に興味深い話が2つあるので、
まずは取り急ぎ、それについて。

Ashleyのケースが報道されて論争を引き起こした際に、
いかに多くのメディアから電話がかかってきたかという話を
Diekema医師はここでしているのですが、その中で

Oprah Winfreyが番組で取り上げたいといってきたが、
家族に出演してほしいとの条件だったので、
家族としては
自分たちが何者であるかが他の人に知れるのは
あまりにもdisruptiveだと判断した(それでOprahのオファーを断った)
と語っているのです。

Diekema医師は自分の詭弁テクニックに時に溺れるのか、
ここでも語るに堕ちてしまっていますね。

そりゃ、Ashleyの父親がマイクロソフトの役員だと分かれば、
さぞかし議論は混乱をきたしていた(distuptive)ことでしょう。
でも、それだからこそ出るべきだったのではないでしょうか?


もう1つ。
Diekema医師はこのインタビュー(いつ行われたのか記されていません)の数週間前に
Ashleyの父親と昼食を共にしたと言い、
父親がその時に話したことを紹介しているのです。

そのポイントを大まかにまとめると、

・Ashleyは例の療法の副作用もなく元気にしており、本人も家族もこの上なくハッピー。

・思い通りの結果になって、やはり正しい決断だった。

・同じような子どもたちにもやるべきだと考えている。

・残念なことは一部の障害者人権団体からの反応。彼らは障害児・者と家族の代弁をしていると主張するが、意見の違う障害児・者や家族も沢山いる。自分で思いを主張することができない子どもたちの意見まで障害者団体に勝手に代表されてしまっている。そういう子どもたちにとって何が最善かを権利擁護団体は分かっていると主張するが、じゃぁ、そういう子どもの親は分かっていないとでもいうのだろうか。

そういう不満をお持ちならば、
ぜひ今からでも一家そろって Oprah Winfrey Show に出られては?
2008.01.17 / Top↑
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