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Samantha と Taygan は 22q13
Noa は 16q11.2

……というのは
DNAレベルでの発達障害の診断名。

すでに英米で行われており、
これからの発達障害は
こんなふうに診断されていくだろう、という話がNYTimesに。



これまで自閉症だとか知的発達遅滞だと診断されてきた子どもたちの障害像には
実際には大きなバラつきがあって、
原因も明らかでないとされてきましたが、
DNA診断によって彼らの障害を起こしている染色体を特定することが可能となった、と。

上記の 22q13 と 16q11.2 はその染色体につけられた記号名が
そのまま診断名に転用されて親たちの間で使われているものです。

こうした診断を受けて、
非常に珍しい障害を持った子どもの親たちが同じ障害を持つ子どもを捜し求め、
インターネットや英国にある紹介サービスを通じて知り合って、
連絡を取り合ったり実際に集まったりし始めている、というのが記事の眼目。

ただし、このDNA診断、3000ドルかかります。

そういえば、
この長い記事に登場する多くの母親たちはみんな
かなりの安定収入がありそうな職業についていました。
(父親たちの職業も、もちろんそれなりです。)

障害児の親の会の活動もこうして変わっていくのかもしれません。
所得格差と情報格差と医療格差で分断されて?
2008.01.12 / Top↑
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