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CNNのHPのビデオの中に、
1月4日付けで「曲線美女性の方が頭がいい(Are curvier women smarter)?」
というタイトルのニュースがあって、

ピッツバーグ大学とカリフォルニア大学との研究で
16000人の女性のサイズとテストスコアの相関を調べたところ、
腰のくびれの大きな女性とその子どもの方が
くびれの小さな女性とその子どもよりもスコアが高かった、と。

研究者らはその結果について、
脳の働きに関係しているオメガー3脂肪酸が
腰の脂肪に蓄えられているからではないか、
と分析しているというのですが、

これまた、
そもそもの仮説の立て方が「いかにも」で
思わず笑ってしまう。

「頭のよさ」を巡る科学研究って
どうして、こう、どれもこれも
白人エリート男の偏見を実証しようという方向のものばかりなんだ……?

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そういえばAshley父のブログにも
彼がこだわっているのは実は娘の成長や発達というよりもむしろ体形なのだと
ぼろっと露見してしまった箇所がありました。

Fost や Hughes ら擁護に登場した人たちの主張にも、
突き詰めれば「知能の低い女がゴージャスな体だなんて気持ち悪い」と言ってるに過ぎない
低次元の嫌悪感 が露骨でした。

まさか白人エリートのオッサンたちの単なる好みが
いつのまにか”科学的に裏付けられた倫理基準”然とハバをきかせているなんてことは……?



【追記】
サチコさんからいただいたコメントからいろいろ考えていたら
頭に浮かんだことがあったので、
ちょっと品がなくて恐縮ですが、以下に。

こんな仮説でこんな調査をやった研究者は、
次には当然の方向として
「ペニス・サイズとテストスコアまたはIQとの相関」
を調査研究するべきだろうと私は考えるのですが、

きっとそんな仮説には、誰も手を出さないよね。
……って、アホらしいから?
それとも、空恐ろしいから?
2008.01.07 / Top↑
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