アフリカ人はヨーロッパ人よりも知的レベルが低いとする
James Watsonの人種差別発言騒動はもう終わったと思っていたら、
James Watsonの人種差別発言騒動はもう終わったと思っていたら、
「いや、確かにWatson発言には科学的裏づけがある」という声が出たり
それに対する反論がネットでは続いているらしく、
それに対する反論がネットでは続いているらしく、
なんのことはない、
Watson発言が人種間のIQ差を巡る論争にまた火をつけたことになったのかも。
Watson発言が人種間のIQ差を巡る論争にまた火をつけたことになったのかも。
目に付いたところでは、
さらに
ミシガン大学心理学教授Richard E. Nisbettが
NYTimesに「脳はみな同じ色」と題する文章を書き、
人種によるIQの差は遺伝子よりも後天的な環境要因によると
結論付けているのですが、
ミシガン大学心理学教授Richard E. Nisbettが
NYTimesに「脳はみな同じ色」と題する文章を書き、
人種によるIQの差は遺伝子よりも後天的な環境要因によると
結論付けているのですが、
これまで人種間のIQ差に関して行われてきた様々な調査・研究や
その差が起因するところに関する議論を振り返り、
長い記事になっています。
その差が起因するところに関する議論を振り返り、
長い記事になっています。
そういうことを言い合ってる人たちがいることは漠然と聞き及んでいる
という程度の認識(つまり、何も知らない)だったので、
この記事で改めて人種間の知的優劣論争の歴史を概観させてもらうと、
という程度の認識(つまり、何も知らない)だったので、
この記事で改めて人種間の知的優劣論争の歴史を概観させてもらうと、
そもそも、それだけ多くの学者サンたちが
白人と黒人の間には知的な優劣があると証明することに
エネルギーを注いできたという事実に
ちょっと唖然とするというか……。
白人と黒人の間には知的な優劣があると証明することに
エネルギーを注いできたという事実に
ちょっと唖然とするというか……。
人種間でIQに差があることを証明しようというエネルギーが
世界の人々の間でこれだけ使われているということは、
男女間でもIQの差を証明しようとするエネルギーも
きっと同じくらい消費されているのだろうし……。
世界の人々の間でこれだけ使われているということは、
男女間でもIQの差を証明しようとするエネルギーも
きっと同じくらい消費されているのだろうし……。
そういう研究の前提にある仮説というのは
一体どういう意識から芽を出すのだろう。
一体どういう意識から芽を出すのだろう。
そうした調査・研究を思いつく時、
彼らはその仕事によって何をなそうと考えているのだろう。
彼らはその仕事によって何をなそうと考えているのだろう。
当ブログの関連エントリー
【注】
William Saletanは1月のAshley論争に際して
Washington Postに”Arresting Development”と題して
皮肉のこもった論評を書いた人物。
William Saletanは1月のAshley論争に際して
Washington Postに”Arresting Development”と題して
皮肉のこもった論評を書いた人物。
基本的には「社会に合わせて人を変えるべきではない」という主張ですが、
1月当時に面白く読んだ記事なので、
この後、別エントリーで紹介しようと思います。
1月当時に面白く読んだ記事なので、
この後、別エントリーで紹介しようと思います。
2007.12.13 / Top↑
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