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英国の薬物誤用諮問委員会の調査で、
ボディ・ビルダーとティーンエイジャーを中心に、
アナボリック・ステロイドの濫用人口が増えており、
12歳の男児までが、遊び仲間のグループに入ったり女の子をゲットする目的で使用している、と。


現在ステロイド剤の規制は供給サイドのみが対象で
パフォーマンス強化の目的で所持することは違法ではないため、

副作用が軽視されていることを懸念する委員会は、
スポーツにおいて使用が違法とされている26のステロイド剤について
禁止するよう政府に求める予定とのこと。

薬物チャリティTurning PointのVictor Adebowale 卿は
エリート・アスリートは分かってやっているからいいが、
12、13歳の使用が増えているのは極めて遺憾だと。

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もちろん子どもへの副作用も大きな心配ですが、
ステロイドの使用だけではなく、

美容形成外科技術の濫用にせよ、
デザイナー・ゲノムやらベイビーにせよ、
チップの人体埋め込みにせよ、
病気予防のための健康な臓器摘出にせよ、
諸々の便利な生殖補助技術にせよ、
そして“アシュリー療法”にせよ、

個々に「リスク対ベネフィット」の検討によって是非が云々されているうちに
そんな個々の判断をよそに、
こうした動きが全体として大きなうねりとなって、

体は思い通りに変えられるし、安易に変えてもいいのだという文化を
じわじわと広げていくことの方が、
よほど問題なのでは?

そういえば日本でも、
美容形成外科のコマーシャルで言っていますね。

「自分が決めたワタシになる」

ゼニ儲けしたい人がそう思わせたいだけです。

なれません。そんなもん。
2007.12.10 / Top↑
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