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前回のエントリーで、Gunther医師へのAshleyの親の弔辞を紹介しましたが、

実は、Ashleyの親のブログを久々に覗いてみようと思いついたのは、
英国のKatieのケースについて何かコメントしているのでは、と
考えたためでした。

そんなコメントは結局なかったのですが、

そういうことをやっていると、改めて「妙だなぁ……」と思えてくるのは、

英国でKatieのケースが報道された10月のはじめ、
Katieのケースは、いわばAshleyに続く“2例目”で
どの記事も必ずAshleyのケースを引き合いに出していたのだから、
普通に考えたらメディアはAshleyの親のコメントを取りにいくはず。
Diekema医師のところにも取材依頼が殺到するはずだと思うのですね。

メディアが彼らのところに行っていないのか(そんなはずはないような気がしますが)?
行ったのだけど沈黙を守っているのか?
それなら、それは何故なのか?

(特にあんなにおしゃべりだったDiekema医師が?
1月にはアシュリーの一件で講演までしようかというのに?
まぁ、Gunther医師の自殺直後のことではありましたが。)

          ―――――

さらに、改めて考えてみたら、
1月8日にAlisonはGuardianに登場してAshleyの親の勇気を絶賛し、
自分も裁判も辞さない覚悟で医師に談判すると決意を述べているのですが、
なぜ、実際に婦人科医のところに行くまでに半年もかかったのか?

AlisonがGuadianに登場し、その後英国メディアに露出していた1月当時、
メールアドレスを公開したAshleyの親の元には共感のメールが続々届いていました。
Alison自身はAshleyの親にコンタクトを取らなかったのでしょうか。

この人って、
1月3日からAshleyのケースが報道されるや、
8日はもうメディアに登場する行動の速さ。
今回自分の娘のケースでいろんなことをしゃべっている勢いを考えても
直情径行の猪突猛進タイプのようにも思えるのですが?

         ――――――

そして、さらに、
8月にAlisonの要望を受けた医師は婦人科医です。
内分泌医だったGunther医師のように重症児について詳しいとは思えません。
注目を浴びるケースだということも承知していたはず。
普通に考えれば、そんなケースを検討するに当たっては、
重症児からの子宮摘出について情報が欲しいところでは?

尋常に考えれば、その場合、
一番確かな情報源は前例を担当した内分泌医。
Gunther医師とコンタクトをとり、
確認したいこと、聞いておきたいことなど、
情報を集めようとするのでは?

こんなに簡単に連絡が取れ、
情報のやり取りができる情報化社会なのだから?

(ちなみにAlisonが婦人科医に要望したのが8月。Gunther医師の自殺は9月30日。)
2007.11.08 / Top↑
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