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7日、Washingtonで開かれたWomen Deliver カンファレンスで
Melinda Gatesさんが感動的なスピーチを行って
世界中の国々に母と子の命を救おうと呼び掛け、
グローバルヘルスの母子保健対策にゲイツ財団が
今後5年間で新たに150億ドルを提供すると約束。

Melindaさんは、これまでバラバラに行われてきた妊産婦の保健医療と新生児医療とが
最近やっと母子保健として統合されてきたことをよしとしながら
これからは出産のみでなく適切な栄養、予防接種、避妊への対策とも
さらに統合されていく必要があると説き、

Gatas財団が新たに約束する150億ドルは
途上国の「家族計画、母子保健、それから栄養プログラム」を支援する、と。

これまで決まって年間50万人と言われてきた妊産婦死亡数は
つい先日、IHMEによって343000人に引き下げられたばかり。

また、今月末のG8では、
主催国のカナダが新たな母子保健のイニシアティブをスタートさせる。

ここで行動を起こせば、妊産婦の死亡は減らせる、と
ゲイツ夫妻は強調した。

Melinda Gates tells the world that women matter
Sarah Roseley’s Global Health Blog,
The Guardian, June 7, 2010


どうも、最近、
ゲイツ財団のゼニが出回る先々に「家族計画」がチラついているのが気になる……。


【関連エントリー】
知的障害・貧困を理由にした強制的不妊手術は過去の話ではない(2010/3/23):G8での避妊・家族計画論争
ゲイツ財団資金で超音波による男性の避妊法を開発、途上国向け?(2010/5/12)
ゲイツ財団がインドのビハール州政府と「革新的な家族保健」の協力覚書(2010/5/17)
2010年5月29日の補遺:G8での途上国の母子保健関連記事。ここでも「家族計画」に言及
2010.06.09 / Top↑
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