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1.8月7日付で兵庫県医師会が、総合特区設置と「医療ツーリズム」導入に再考を求める宣言を出している。:この宣言文の、生体肝移植でのドナー保護が名目だけになりつつあるくだり、たいそう恐ろしい。
http://blogs.yahoo.co.jp/kitaga0798/62400510.html

ちなみに医療ツーリズムについては、 2006年にインターネットで調べて記事を書いた。06年に既に世界では恐ろしいツーリズムが進行していた。日本でも「医療ツーリズム」を、と長妻厚労相が言うのを聞いた時に、ああ、日本もついに、ああいうえげつない拝金揉み手グローバル格差医療の仲間入りをするんだな、と思った。その他、インドの生殖医療ツーリズムはこちら。パキスタンの“腎臓バザール”についてはこちら


2.スイス法務大臣が自殺幇助への法規制強化には反対と。去年、ExitやDignitasなどの自殺幇助機関の完全禁止と、規制強化の2 法案が国民に提示されたものの、いずれにも批判が強く、スイス国民の意識は現状容認か?:というよりも、11月の国民投票に向け、駆け引きがいよいよ激化している? 政治だけでなく、Dignitasの行状を取り締まろうとする警察の動きと、それを阻もうとする圧力のようなものとの駆け引きも、このところのニュースからは色濃く感じられるし。
http://www.swissinfo.ch/eng/politics/Justice_minister_rethinks_assisted-suicide_bill.html?cid=21512170

【スイスでの規制関連エントリー】
スイス議会が自殺幇助規制に向けて審議(2009/6/18)
Dignitas あちこち断られた末にお引越し(2009/6/28)
スイスで精神障害者の自殺幇助に「計画的殺人」との判断(2009/6/30)
スイス自殺幇助グループExit、当局と合意(2009/7/12)
APが「スイスは合法的自殺幇助を提供している」(2009/7/18)
チューリッヒ市が自殺幇助に“規制強化”とはいうものの……(2009/7/21)
スイス当局が自殺幇助規制でパブコメ募集(2009/10/29)
“自殺ツーリズム”防止の罰金制度、スイスで11月に住民投票(2010/1/23)


3.Harvard大学の研究者らがNatureに発表した論文で、男性500人に一人の割合で発生する知的障害(XLMR)に、あるたんぱく質の機能不全が関与している、と。胎児段階で分かれば、治療方法も開発できる、とも。:最近こういう研究がやたらと目につく。「治療が可能になる」というのは、排除目的の研究を続けるための免罪符……なんてことは?
http://www.medicalnewstoday.com/articles/196820.php

4.英国の乳がん発生率が東アフリカの4倍にも。要因は生活様式だと。
http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2010/aug/09/breast-cancer-variation

5.機能不全家庭から子どもを施設に保護する裁判所の決定が1年以上の待ち状態。
http://www.guardian.co.uk/society/2010/aug/09/family-court-delays-children-barnardos

6.英国には5歳以下の子供に無料で牛乳を提供するプログラムがあるらしいのだけど、それが実際に子どもたちの健康の役に立っていない、カネがかかりすぎる、という話が出ているみたい。
Cameron rules out scrapping free milk for under-five
The Times, August 9, 2010

7.イランの投石処刑の件で、亡命した弁護士の妻、釈放。
Wife of stoning woman’s lawyer is freed
The Times, August 9, 2010
2010.08.10 / Top↑
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