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ウェブサイトを通じた無許可の精子あっせん業でボロ儲けしていたとして
去年4月、40歳と43歳の男2人組が逮捕された。

その裁判が始まり、詳細が明らかに。

1990年のヒト受精・胚法で
生殖子の「入手、検査、分配」にはHFEA(ヒト受精・胚機構)のライセンスが必要。

また07年7月に導入されたルールで
ドナーと妊娠を希望する女性の双方に情報アクセスとカウンセリングが
保障されていなければならない。
HIVを含む感染リスクへの保護も義務付けられた。

2人組は、これらへの違反で訴追される英国初のケース。

彼らのオンライン・サービスに会員登録していた女性は約800人。

80ポンドの入会金を払って会員になって
さらにサービス利用料300ポンドを払うと、
精子ドナーを希望する男性のリストが送られてくる。

人種、身長、髪の色、趣味まで記載されていて、選ぶことができる。
女性の希望を受けて、彼らはドナーの男性に連絡し、
生死が女性の家に届くように手配する。

後は女性がその精子を使って自分で授精を試みるも、
体外受精を受けるも自由。

レシピエントが自分でドナーと支払い交渉をし、
検査も自分で受けるように勧められる。

警察の調べによると、2人は多い時には月₤17000も稼いでいたらしい。

本人たちは、自分たちのビジネスは紹介だけだから
別にライセンスなど要らないはずだと主張しているとのこと。

Pair made ₤25,5000 from illegal sperm donor service, court told
The Guardian, September 14, 2010


【関連エントリー】
59歳がIVFで妊娠希望、医師ら年齢制限には反対(英)(2010/1/19)
生殖補助医療の“卵子不足”解消のため「ドナーに金銭支払いを」と英HFEA(2009/7/27)
2010.09.16 / Top↑
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