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成長抑制WGの論文と、Eva Kittayの論文と同時に、
Hastings Center Report の11-12月号に掲載されている関連論文としては、

①Norman FostのOffence to Third Parties?”

これはアブストラクトを読んでも、ワケが分からない……。
これまで通りに、詭弁を弄して牽強付会の正当化を狙ったものに決まってはいますが。

②それから、重症児の親の立場から、賛否それぞれ1本ずつ。

Against Fixing a Child – A Parent’s View
Sue Swenson

In Support of the Ashley Treatment - A Parent’s View
Sandy Walker


③論文ではなくコラムにも、非常に興味深い人が登場していて

Attenuated Thoughts
Alice Dreger

アブストラクトは

I was invited to join the Seattle Growth Attenuation and Ethics Working Group―collective author of the lead article in this issue of the Report―but I begged off, claiming I had too many other things on my plate. True, but the bigger reason for avoiding the project was my suspicion that I would be torn asunder by the complexity of growth attenuation for persons with disabilities. Reading the essays from the group reveals that instinct to have been dead-on.



WGに誘われたけれども、断った。
その理由は、他のことで手いっぱいだというのもあったけど、本当のところは
障害者への成長抑制という問題の複雑さに自分は引き裂かれてしまうだろうと思ったから。
WGのエッセイを読んでみると、思った通りだった、と。

Dreger氏は07年5月のワシントン大学の成長抑制シンポで
批判サイドで最も目覚ましい追及を見せた人。

その後、すっかり論争から姿を消して、
私は正直、逃げてしまったのだとばかり思っていたので、
ここにきて論争に戻ってきたのは、ちょっと意外。

何を書いているのか、大いに気になるけど、
とりあえず、これ以上は読めない。


【Alice Dregerの特にA事件関連発言に言及しているエントリー】(いずれも最後の部分で言及)
「選別的中絶」というより「選別的子育て」(2007/11/11)
英国の介護者支援に思うこと(2008/7/4)

              ――――

成長抑制ではなく自殺幇助議論の方では、
モンタナの最高裁のBaxter判決について、
John Robinsonという人が以下のエッセイを書いている。

Baxter and the Return of Physician-Assisted Suicide

他にも「良い死に方のアート」というエッセイも。
2010.11.07 / Top↑
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