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自殺幇助合法化への圧力が高まる一方の米国で、
Idaho州から面白い動きが出てきている。

共和党の Russ Fulcher上院議員ほか7名が
自殺幇助を重罪とする法案を議会に提出。

国中で自殺幇助を「権利」に仕立て上げようとする動きの中、
それに抵抗を狙ったもの。

昨年9月に同州の最高裁からは
アイダホ州には現在のところ自殺幇助を違法とする規定は存在しない、との
判断が出ているらしい。

法案は、1994年にケンタッキー州が作った法律をモデルにしたもので
Fulcher議員によると、既に30州がこのような法律で自殺幇助を禁止している、とのこと。

Idaho Lawmakers Open Door For End-Of-Life Debate
AP, February 4, 2011

Bill would ban assisted suicide
Magicvalley.com, February 5, 2011


それにしても、このAP記事の方のタイトル、
「アイダホの政治家が終末期議論にドアを開く」って、ヘンじゃない?

どうもAP通信って、妙なことをするのよ。

去年、ドイツで延命治療停止の判断が出た際も、
「ドイツが自殺幇助を合法化」と大嘘のタイトルを打って報じた。

その後、形だけ訂正はしたけど、
もちろん訂正記事の方は、ほとんどの人の目には触れない。

いやらしいことに、この時、
NYTimesまでが同じことをやっていた。

詳細はこちらに ↓

ドイツ最高裁が本人意思なら延命治療停止は合法との判断(2010/6/25)
ドイツの延命治療停止判断を自殺幇助とグズグズに書く NY Times(2010/6/29)
AP通信がドイツの「自殺幇助合法化」報道を訂正(2010/7/3)
2011.02.06 / Top↑
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