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英国で
肺に疾患のある8ヶ月の未熟児 Zakkari Johnson君をめぐる「無益な治療」事件――。


慢性の肺疾患のため、これまでに3回の手術を受けているが
生まれたときには24時間生きることも不可能だと言われていたという。

病院が生命維持停止を検討していると聞いた母親のJade McKayさん(22)は
「何でウチの子を殺したいのか分からない」と語り、
必要なら裁判所に訴えてでも息子を守る、と。

Mum: I won’t let docs kill my premature baby by switching off life support
The Sun, February 5, 2011


少なくとも、この記事についている最新のコメントいくつかを見る限り、
母親へのエールが続いていることに、ちょっと安堵。


生れた時に24時間ももたないだろうといわれたZakkari君が
3回もの手術を経て8ヶ月も生きている――。

ジュベール症候群で、どうせ助からない、助かってもQOLが低すぎるからと
心臓のドナーにと親と医師とで決められてしまったカナダのKayleeちゃんは
心臓を採るために呼吸器を外されても自力で呼吸し続けて、生きた――。

これらの事実が、
人の生死について謙虚であることの必要を能弁に物語っている……と思う。



【Kaylee事件関連エントリー】
心臓病の子の父に「うちの子の心臓をあげる」と約束してヒーローになった重症児の父、呼吸器はずしても生きる我が子に困惑(2009/4/13)
Kaylee事件について障害者人権アドボケイトからプレスリリース(2009/4/14)
Kaylee事件から日本の「心臓が足りないぞ」分数を考えた(2009/4/15)
What Sorts ブログのKaylee事件エントリー(2009/4/15)
「Kaylee事件」と「当事者性」それから「Peter Singer」(2010/11/3)
2011.02.06 / Top↑
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