2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
様々な形態の発電に投資しているBill Gatesが、福島原発事故を受けて世界中で広がる原発懐疑の声を「過剰反応」。太陽光や風力など環境に優しいとされるグリーン発電のような「かわいらしい cute」方法では地球上のエネルギー不足は乗り切れない、と原発を支持。もちろんBuffettも同調。:ただとんでもない金持ちだというだけのことが何故、地球上のありとあらゆる問題に発言権と影響力を持てる資格と同意なんだろうといつも不思議なのだけれど、それは当たり前のことながら、彼らのゼニの行方が世界の経済のトレンドを左右していて、すなわち世界中の小金持ちたちが自分の投資行動を決めるために注目しているからに他ならない。つまり、それだけのことに過ぎない。ちがう?
http://www.theatlantic.com/technology/archive/2011/05/bill-gates-puts-his-money-and-mouth-behind-nuclear-power/238300/
http://venturebeat.com/2011/05/03/bill-gates-nuclear-power/
http://www.pcmag.com/article2/0,2817,2384820,00.asp

MS末期のアイルランド人女性のDignitasへの自殺ツーリズムに付き添う予定にしていた友人が、チケットをとりに行った先で自殺幇助はスイスでは合法でもアイルランドでは違法なので帰国後に起訴されることもありうると知り、2人は計画を取りやめ。:こういう報道が出てくるなら、次は英国のDebbie Purdy裁判のようなことがアイルランドでも起こるのでしょう。
http://www.breakingnews.ie/ireland/women-prevented-from-travelling-to-switzerland-for-assisted-suicide-503786.html

英国の自殺幇助合法化議論で、抵抗勢力として頑張っているBaroness FinlayとLord Carlileとが、去年立ち上げたLiving and Dying Wellの調査報告書で、「合法化されれば薬局やナースから致死薬を入手することが可能になってしまう。結局は行政機関が死なせてもよい人を選別していくことに繋がる」。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1383704/Suicide-drugs-sale-chemist-euthanasia-legalised-claim-experts.html?ito=feeds-newsxml

何度か補遺で追いかけた事件の続報。カナダと英国の若者2人をネットでそそのかして自殺させたとして米国の看護師William Melchert Dinkelに1年間の実刑判決。320日服役した後、毎年犠牲者の命日に2日ずつ10年間服役するというもの。
http://www.globalsaskatoon.com/Former+nurse+gets+year+jail+aiding+suicide+Brampton+woman/4726510/story.html

Journal of Bioethical Inquiry Vol.6, NO. 3に、Two Decades of Research on Euthanasia from the Netherlands. What Have We Learnt and What Questions Remain? オランダの安楽死2年間に渡る調査からの教訓と疑問。
http://www.springerlink.com/content/r8j54p674n4lw860/

同じく The Suicide Tourist Trap: Compromise Across Boundaries 。こちらはスイスの「自殺ツーリズム」の問題点を3点考察。
http://www.springerlink.com/content/t2206018626q8745/

同じく、Savulescuの新優生思想に対する批判。”Unfit for Life”: A Case Study of Protector-Protected Analogies in Recent Advocacy of Eugenics and Coercive Genetic Discrimination.
http://www.springerlink.com/content/l87j7k8j0vrg0140/

同じく、無益な治療の差し控えや中止において、年齢を考慮することに倫理的な妥当性があるか、と問う論文。:とても興味深いのはシアトルこども病院トルーマン・カッツ生命倫理センターを経由して提出されている論文だということ。そういえばDiekemaが率いて、この論文と同じ2009年に米国小児科学会倫理委員会が出した子どもの栄養と水分停止のガイドラインの中でも、子どもに成人と別の扱いをすることは年齢差別だという見解を示されていたな。
http://www.springerlink.com/content/v021181533188445/

同じく、無益な治療論関連で以下7本あるらしい。
Same Coin-Different Sides? Futility and Patient Refusal of Treatment
Eleanor Milligan

Futility Determination as a Process: Problems with Medical Sovereignty, Legal Issues and the Strengths and Weakness of the Procedural Approach
Cameron Stewart

No Chance, No Value, or No Way: Reassessing the Place of Futility in Health Care and Bioethics
Sarah Winch and Ian Kerridge

Defining Medical Futility and Improving Medical Care
Lawrence J. Schneiderman

The Futility of Futility: Death Causation is the ‘Elephant in the Room’ in Discussions about Limitation of Medical Treatment
Michael A. Ashby

Minimally Conscious States, Deep Brain Stimulation, and What is Worse than Futility
Grant Gillett

Medical Futility and the Death of a Child
Nancy S. Jecker


英国で13歳から16歳の女児のみを対象に、セックスの誘いにNOを言えるよう指導する性教育を義務付ける法案が保守党議員Nadine Dorris氏から提出された。:なぜ、それは女子側だけの責任なのか? 
http://www.guardian.co.uk/politics/2011/may/04/nadine-dorries-teenage-girls?CMP=EMCGT_050511&

過去1世紀に渡って広汎に児童書のジェンダー・バイアスを調査。主人公はたいてい男。動物が主人公でも、やっぱり男。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/224154.php
2011.05.08 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://spitzibara.blog.2nt.com/tb.php/2434-415c1bff