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外国人の自殺幇助をもっぱら受け入れているDignitasと違い
スイス国内に在住の人だけを対象にしているExitが7日、
「高齢者が自殺幇助によりアクセスしやすいように」規定を緩和。

その目的は「健全な精神状態で死にたいと望む高齢者に、無用な障害を取り除く」こと。

ちょうどチューリッヒ郡では1週間後に
自殺幇助を禁じる提案で住民投票が予定されているところだ。

Exitには現在70000人の会員がおり、
去年だけで4000人も増加したが、
それは自殺幇助への規制強化が議論されている影響だろうとExit。

去年257人の自殺を幇助し、平均年齢は76歳で
2009年の74歳から2歳上がった。

Aged “should have easier assisted suicide access”
Swissinfo.ch, May 8, 2011


【スイスでの規制関連エントリー】
スイス議会が自殺幇助規制に向けて審議(2009/6/18)
Dignitas あちこち断られた末にお引越し(2009/6/28)
スイスで精神障害者の自殺幇助に「計画的殺人」との判断(2009/6/30)
スイス自殺幇助グループExit、当局と合意(2009/7/12)
APが「スイスは合法的自殺幇助を提供している」(2009/7/18)
チューリッヒ市が自殺幇助に“規制強化”とはいうものの……(2009/7/21)
スイス当局が自殺幇助規制でパブコメ募集(2009/10/29)
スイス連邦裁判所が「チューリッヒ市とExitの合意は無効」(2010/6/18)
スイス政府、“自殺ツーリズム”全面禁止せず、規制強化で対応の方針(2010/9/18)

【最近の気がかりな議論】
スイスで精神障害者への自殺幇助容認議論(2011/3/1)
スイスの地方自治体が高齢者施設での自殺幇助合法化巡り住民投票(2011/4/15)
2011.05.09 / Top↑
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