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これはAshley事件との関連で重要な事件なので、spitzibara以外に関心のある人はないかもしれないけど、トップに。避妊薬のピルが原因で血栓症を起こし、35歳の女性が死亡。英国。:女性ホルモンを6歳の女児に「大量投与」しておいて、「そのリスクは、成人女性が避妊薬を飲む際に喜んで引き受ける程度のものに過ぎません」とCNNで放言したのがDiekema。
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2024068/Carer-35-dies-blood-clot-caused-birth-control-pill.html?ito=feeds-newsxml

[解説]「5大疾病」に位置づけ(yomiDr.)「大阪市で先月開かれた日本うつ病学会総会で、講演した複数の精神科医が『抗うつ薬の販路拡大を目指す製薬会社のキャンペーンに影響され、診断が過剰になった側面がある』と語った。「今回のうつ病学会総会で製薬会社がPRに最も力を入れたのは、そうとうつ状態を繰り返す『双極性障害』だった。ある精神科医は、会場でこう皮肉った。『製薬会社の活動で、今度は双極性障害の“患者”が急増するだろう』:この問題に限らず、日本のお医者さんたちの多くは米国で起こってきた醜いスキャンダルの数々、その背景にビッグ・ファーマの人命軽視の利益至上主義があることについて、知らないわけではないだろうと思うのだけど、なぜ、こういう声がもっと早くに上がってこないのだろう。英語圏で報道されている内容をこのブログでそのまま流しただけでも、それに逆上して「じゃぁ、オマエが解決策を示してみろ」とか「患者の分際で余計な情報を流すな」とばかりに怒鳴りこんでこられる医師の方があるけれど、現場の医師にとって、ご自身の臨床のエビデンスが操作されていたり信頼できない可能性があるという話ならば、腹を立てなければならない相手が違うのではないか、といつも思う。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=45254

上の記事を読んでから、もう一度、こういうの読んでみて ↓
子宮頸がんワクチンの失神は「ドキドキするから」?(2011/8/5)
日本でもガーダシル導入へ、厚労省当該部会の議論の怪 1(2011/8/5)
日本でもガーダシル導入へ、厚労省当該部会の議論の怪 2(2011/8/5)

この流れで、どうしてもイヤ~な予感がする記事なので、昨日の補遺から以下に再掲 ↓

時間差で phentermine と topiramateが効いていくQNEXAというカプセル薬を飲むと、食欲が減退して、肥満や糖尿病、睡眠時無呼吸症候群の人でQOLが有意に上がった……って。:あの~、フェンタミンって向精神薬だったんでは……? 【追記】検索してみたらトピラマートも、抗てんかん薬だった!:ビッグ・ファーマ、今度はこういう路線の企みを???? それ、ものすごく恐ろしい話なのでは? まるで医療はビッグ・ファーマによるマーケット創出のフィールドに過ぎないかのように……。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/232383.php

子どものねむり見直して 専門医が解説書(神戸新聞):これも、あれこれ、上記の関連その他、気になる表現が……。
http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0004345403.shtml

ソマリアの飢饉への英国内の支援の呼び掛けに反応が鈍い。犠牲者の数はソマリアの方がはるかに多いにもかかわらず、アジアの津波被害への募金ほども集まっていないとか。:これ読んで、ふっと思ったんだけど、ゲイツ財団って災害の被災地へは興味を示さないなぁ……。私が知らないだけかしら。
http://www.guardian.co.uk/world/2011/aug/08/somalia-famine-appeal-raises-less?CMP=EMCGT_100811&

誰に聞かされるまでもなく、ビル・ゲイツがウォーレン・バフェットだけでなくメディア王のルパート・マードックとも親しい仲だろうというのは想像はついていたけれど、ゲイツ氏、ニューズ社と連携して米国の教育改革の一端として、新たな教育アプリの開発に乗り出す。:これまでの発言から推測するに(詳細は以下のリンクに)、たぶん、どんな教師が教えても理論的には同じだけの成果が上がることになるデジタル教育アプリがイメージされているのだろうと思う。だから、このアプリを使って成果が出せなければ、それはダメ教師の烙印 → 減給 → クビ。教師も介護士もロボットでいいのよ。もう。たぶん、そのうちには、お医者さんも?
http://www.huffingtonpost.com/leonie-haimson/bill-gates-rupert-murdoch-impatient-optimists_b_920000.html

【関連エントリー】
ゲイツ財団の米国公教育コントロール 1(2011/5/2)
ゲイツ財団の米国公教育コントロール 2(2011/5/2)
ゲイツ財団、ゴージャスな新本部をオープン(2011/6/6):ここにもゲイツ教育改革への批判が少々。
その他、最近の動きは補遺に多数拾っています。

つるたさんのブログに『根本(もと)から変えよう! ――もうひとつの日本社会への12の提言』の案内。某MLへの投稿によると、障害者政策についてつるたさんが執筆されているとか。以下の部分にとても共感する。

「障害者」の課題は多様性の承認の問題としてだけあるのか。確かにそういう側面もある。しかし、それだけでは決定的に欠落しているように思う。障害者政策を考えることは近代と決別するオルタナティブな社会を考える一つの機軸になえるはずだというのは冒頭に書いた話でもある。そこで重要だと思えるのが「生存権の無条件の承認」。これを「存在の無条件の承認」と呼んでもいいだろう。「何かをすること」とりわけ「生産」「開発」することに意味があるとされた資本主義近代から、ただ存在すること、「あること」「生きていること」が大切にされる社会への転換が問われているように思う。
http://tu-ta.at.webry.info/201108/article_5.html

BLOGOS【新聞チェック】“原爆の日”に全く触れなかった産経、特集満載の朝日・毎日とは対照的。
http://news.livedoor.com/article/detail/5765934/?p=2

同じくBLOGOS 原子力をめぐる新聞論調の二極分化 - 柴田鉄治
http://news.livedoor.com/article/detail/5759246/

IVFで作った受精卵の内部の動きによって、どの受精卵を子宮に入れるかを判断できる技術のブレークスルー。これによって多胎児のリスクを軽減できる、と。
http://www.guardian.co.uk/science/2011/aug/09/pulsations-embryos-success-ivf?CMP=EMCGT_100811&
2011.08.13 / Top↑
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