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4日のエントリーで取り上げた英では2009年以降、少なくとも44件の自殺幇助事件が不起訴にのニュースと、そこでの公訴局長のコメントに対して、自殺幇助合法化に反対してきたCristina Odone氏がTelegraphで反論。論旨は、上記エントリーでの当ブログの批判と同じで「実際、黙認しとるやないか。要するに、アンタらは暗黙のうちに合法化したんやんけ」というもの。
http://blogs.telegraph.co.uk/news/cristinaodone/100103167/britain-has-legalised-assisted-suicide-when-no-one-was-looking/

そういう批判を受けて公訴局長Starmer氏が反論。というか弁明。「公訴局が自殺幇助を起訴しないとの包括方針を出したかのような批判は当たらない。それぞれの事件はそれぞれの事件や特徴を慎重に検討している。一件ごとに検事が状況によって公益ファクターの重要性を見極めて、全体としてのアセスメントを行っている。自殺幇助は今なお犯罪でああり、疑いのある事件については常に十分な捜査が必要である」:だから、検死官や警察が勝手に黙認してスル―しているという報道があったやないけ……とspitzibaraは言っているんだっての。Odoneさんも。その指摘に対して、Starmer氏の発言はぜんぜん弁明になっていない。
http://www.google.com/hostednews/ukpress/article/ALeqM5iN_fqEpb6eE-ILrniALw9EgoT-Pg?docId=N0213081315284850926A

【Odoneさん関連エントリー】
英国のシンクタンクが「自殺幇助合法化は弱者に危険」と報告書(2011/10/20)


日本の科研費事業で「もはやヒポクラテスではいられない」21世紀 新医師宣言プロジェクト。主旨の中に、さらには、「依頼されても人を殺す薬を与えない」ことは、生命尊重の観点からも大切な態度ではありますが、現代の医療は延命治療や安楽死の是非などについても正面から考えていかなければならないことがあります、と書いてある。ネットで意見を募りつつ、宣言文を作っていくらしいのだけど、こういうことを考える人は、実はコスト論でしかない化けの皮が既に剥げている英語圏の“無益な治療”論や“死の自己決定権”議論の周辺の「ポスト・ヒポクラテス医療」で何が起こっているか、ちゃんと知った上で考えてほしい、と思う。
http://www.ishisengen.net/purpose.html

日本語記事。鄭州で人身売買業者が暗躍、サボリ学生ら勧誘、奴隷労働へ―中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0905&f=national_0905_243.shtml

【関連エントリー】
死体の闇売買のため障害者を狙って殺害(中国)(2008/9/11)
世界の「奴隷労働」を、拾った記事から概観してみる(2011/1/20)


日本。「子ども精神薬漬け」自閉症悪化――副作用否定し薬物療法続ける医者たち
http://www.j-cast.com/tv/2011/09/06106365.html?p=2

薬局は10代の子ども達に薬のリスクと利益について、もっとちゃんと情報を提供する必要がある。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/233875.php

9月13―16日、世界薬物安全会議ヨーロッパ2011開催。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/233881.php

米国で脳卒中で治療を受ける若者が増えている。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/233862.php

ウォールマートがIT業界に乗り出し、インターネット上でこれまで誰も体験したことのない新たなショッピング体験を、と。:そういえばビル・ゲイツはウォール・マートの株主さん。
http://www.washingtonpost.com/blogs/innovations/post/wal-marts-cosmic-voodoo/2010/12/20/gIQA8ajupJ_blog.html
2011.09.08 / Top↑
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